素人のベイスターズ寸評(レギュラー編)
1番 度会
ドラフト1位で鳴り物入りで入ったスパールーキー。オープン戦でもずっとヒットを打ち続け、開幕1番を勝ち取って臨んだ開幕戦。初ヒットが逆転スリーランホームラン。まさにスターの片鱗を見せてくれた。3月は素晴らしい成績を残したが4月以降は苦しんでいる。そらそうだ。相手もプロだ。どこが苦手等の対策をされてしまう。4月以降苦しんでいて特に左投手への成績がかんばしくない。
でもそんなに心配していない。ガンガンバットを振っているから。振れば何かが起こる。相手もデータが取れるが、度会も経験となって積み重なっていく。初球からガンガンバットを振る姿勢が崩れない内は、そのうちきっとアジャストしてくれるだろう。
2番 オースティン
ここ数年は怪我に苦しみ満足したシーズンを送れていなかった。だが今年は上手く調整して開幕からいてくれる。これがどれだけ心強いか。いるだけで相手へのプレッシャーになる。もちろんいるだけではなく、そらなりに成績を残してくれている。今はもう一つだが外国人選手というのは、暑くなってきてから調子を上げる選手が多いイメージだ。まだ4月これから爆発してくれるだろう。ただ4月10日の中日戦で足を痛めたようだ。軽傷でお願いしたい。
3番 佐野
この人は心配していない。きっと良い成績を残してくれるだろう。開幕戦から少し当たりがでていなかったが、巨人との初カードで微妙な当りがヒットになってから結果が伴い始めた。今はまだ1.2番の調子がそこまで良くないから得点源での打席が少ないが、増えてきたらきっと打点を稼ぎまくるだろう。
4番 牧
ここまでホームラン0、打点1、打率2割4分ぐらいで今ひとつの成績だ。だけど当たり自体はそこまで悪くないと思っている。ただ引っかけてのサードゴロ、ショートゴロが少し多い気がする。でもそのうち打ち出すだろう。実績充分の選手なので。今のところ打撃成績はいまいちだが、今年は凄く守備が上手くなっていると感じる。足が動いている。また巨人戦では盗塁までしてそれが得点に絡んだ。オフの大和との自主トレ、体調管理が結果につながっているのだろう。
5番 宮崎
沈黙気味の上位打線で、唯一開幕から安定して調子が良いのがこのベテランだ。本当良いところ打ってくれる。チャンスでこの人に回せば、何かしらの結果をだしてくれるだろう。ただ上記にも書いたがベテランではある。そのため全ての試合に出場というわけにもいかなく、上手く休みながら長いシーズンを完走して貰う必要がある。その休みの時に代わりに出てくる選手が宮崎に比べるとどうしても劣ってしまい、得点力が下がってしまう。それが課題だ。でもとりあえず今シーズンも安定した成績を残してくれるだろう。
6番 関根
開幕こそスタメンから外れてしまったり、牽制でアウトになってしまったりした。スタートこそ悪かったものの、三試合連続の猛打賞を放つなど結果を出し、センターのレギュラーを掴みつつある。この人が元気なら横浜は凄く強いと思う。昨シーズンも春は絶好調でそれにのせられ、チームも強かったイメージ。またこの人にしかできないプレーもある。特に走塁、最初に書いた牽制死も3盗を試みた故のプレーだった。場面を考えればそこまで無理をする場面でもなかったが、もし決まっていたらチームに勢いをもたらしてくれただろう。見ててワクワクする選手の一人。今シーズンも期待だ。
7番 石上
度会と共にこの選手もルーキーながら開幕1軍の座を掴み、それだけでなく開幕スタメンに抜擢された選手だ。顔が少し今永に似てると思っているのは私だけだろうか。そんなことは今はおいといて。守備も無難にこなしているし、バッティングもそこそこの数字を残している。度会に注目が集まりがちだが、この石上も相当な選手になると思う。まあどこの球団もそうなのだろうが横浜のショート候補は、多い方だと思う、京田、林、森、といった選手達も控えている。その選手達に競争で勝ち取った今。いけるところまで頑張ってほしい。
8番 山本
昨年は東と共に最優秀バッテリー賞や今年の3月には、井端監督による侍ジャパンの練習試合に招集され覚醒の片鱗を見せてくれていた。そしてついにその時がくるかもしれない。昨年は、山本、戸柱、伊藤選手とこの3選手をバランス良く起用していたが、今シーズンはこの山本がレギュラーを掴むかもしれない。それぐらい攻守に調子が良いと思う。特にバッティングは現状の上位打線よりも見ていて打ってくれそうな感じがする。実際に数字としても2割9分打っている。この調子でいけば横浜にとって久しぶりのレギュラーキャッチャーが生まれるかもしれない。
シーズンはまだまだ始まったばかり、そりゃ全員が調子良くて打ちまくれば優勝する。だけどそれはどこのチームも一緒。バッティングは水物とも言いますし、今は結果が出ない選手もそのうち打ち出すだろうし、逆に調子が悪くなったりするだろう。それをなんとか補いあいながら戦っていってくれればと思う。
また今年のベイスターズは、走塁の力を入れている。オープン戦の盗塁数も12球団最多だったはず。たしか。それぐらいチームも変わろうとしている。これからの横浜Denaベイスターズが楽しみで仕方がない。
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