人はいつ人でないものに知能を感じるか?

昨日の社内AIセミナー第174回の後半の討論で気付いたのですが、

もし人が普段自分のしている仕事が自動化されると、
そこに知能を感じやすい、ということです。

自分がしているので、それは知的作業。
だから、それを自動的にしてくれるものに、
知能を感じる。

これは、なるほどと、思いました。

すると、ゲームでも、最初にユーザーに任せていた作業を人工知能に任せることで、知的だと思ってくれやすいということです。

それは、自分という知能にしかできない、という意識が高ければ高いほど、そう思いやすい。たとえば、ゲーム内で材料を集めて建物を建てる操作をする。それがとても複雑で頭を使う。それを人工知能がやってくれたら知的だと思う。

これは心理学的に説明したい。
例えば、まず被験者にその作業をした後に人工知能を見せるのと、
被験者にその作業をさせないで人工知能を見せるので、優位な差が出るはずだ。

人は人でないものに、いつ知能を感じるか?
この実験を一緒にしてくれる共同研究者求む。

僕の「知能感受性」の議論を発展させて大きな体系にしたい。

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