物語は支え続ける。

物語は一度読まれて忘れられる儚いものと想っていたけど、それは読んでくれた人の心の柱となって、その人を一生支え続ける。時々、子供の頃読んだ本を思い出すように、物語は深くその人自身になる。

物語だけではない。その時、人のかけてくれた言葉、心にささった音楽、そして食べたもの、すべて世界と人から与えられたものによって、我々は身体から心までを成り立たせる。

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