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20歳で24時間ジムの店長になった僕が会社を設立するまで〜Vol.2(店長〜クラブマネージャー編)

今回も自己紹介です。
僕が24時間ジムの店長になった時に意識していた事や苦労していた事とそれからクラブマネージャーとして成長するまでの過程を今回は書きます!

20歳店長

※まともな写真がなかったです。
 こんな感じでした(笑)

アルバイトから社員になり、会社の成長拡大の流れで2ヶ月で店長になりました。
当時は実力も伴ってない肩書きだけが先行していましたが、何よりも店長という響きが嬉しかったのを覚えています。
会社も1年間は将来の投資として穏やかに見守るという方針を取ってくれました。
(そんな投資してもらったのに外へ出た会社不幸な私です。。)

・店長としての悩み
店長になって最初に悩んだのが、周りのアルバイトとの関係性。自分は20歳だったので他のバイト仲間はみんな年上。
最年少だった自分がいきなり店長になり、少しだけアレルギー反応のようなものがありました。
当時のスタッフさんはとても理解のある大人の方だったため、僕が店長として頑張れる環境を作ってくれてました。
ただ自分は仕事の変化や指導する立場になり焦りながら働いてたので、「店長になって変わったよ。」と言われてしまいました。
なぜそう思われてたかと言うと。。

①自分の変化した業務を伝えてなかったため何しているか分からなかった。
②責任感が付いて細かな業務を指摘し始めた事で変わったと思われた。

この2つからバイトから社員になって距離感ができてしまい、そして横一線で馴れ合いの関係性が崩れ始めました。
数週間こんな時期が続き1人のスタッフさんから話があると言われ、お互いの思ってる事を話した上で双方が理解し合いました。
この時に初めて、「スタッフ対して真っ直ぐ向き合うのと自分の業務内容や考えを伝えるのが大切」だと気付く。
それからは何でもストレートに伝えるようになりました。
そうすることで店舗としての一体感も強まりました。

・鬼の戦略MTGスタート
店長になってすぐPL表を覚えることに。
「これは家計簿と同じだよ〜」と教え込まれあたかも簡単な計算表だと思ってました。。
理解度20%の状態で週次の会議がスタート。
そこで待っていた会議は数値が違ったり質問に対して答えられないと、「自分の店なのに把握できてないのか?」「自分の店と思って商売しなさい」と指導される会議だったため"恐怖×悔しさ"のある毎週月曜日でした。時には寝ないで資料作ったりも。
周りの同期に対しても意識するため大きな成長に繋がりました。
そして毎週、PPT資料を作成してたので資料作成のスピードや数値を見る目はこの時期に養われます。
この会議があったおかげでプレゼン能力や資料のクオリティ、そして"商売感覚"を見につけることができました!(この経験からも店舗運営は誰にも負けない!と思えるように)

クラブマネージャー 21歳~22歳

店長からMGになる過程を少し省略しますが、1店舗目の店長から3ヶ月後に2店舗の責任者に。
そして更に2ヶ月後に6店舗のクラブマネージャーになりました。
この時は店舗間も電車で1時間離れている店舗ばかりでしたので、ここで初めて地域性や商圏をよく理解していきます。
全く同じ広告宣伝をしても人口や属性の違いでもちろん同じ結果にならず。よく頭を捻りながら戦略を毎月練りました。
この時の6店舗中5店舗は1年満たない新店です。

・マネジメント力

憧れているMGになった最初の課題。
それは、どの"店舗の平等に見る"ことでした。どうしても元々所属していたお店が軸になりがちですが、思考を切り替えて仕事する意識を持ちました。
おそらく全店舗で30名近くスタッフがいたのですが、なぜか「僕のエリアに社員が1人しかいない・・(笑)」全ての管理業務は自分が軸でバイトさんに助けてもらってやり切りました。
この時代は記憶が薄れる忙しい時代で自分の携帯が5分に1度は鳴る。
1日電話に出ない日で最大100件の着信履歴。おかげでバイトスタッフさんが「若いのに頑張ってる。可哀想だから助けよう。」みたいな感じになってくれて助けられました!(笑)
ここで身に付いたのは"弱さを見せて周りがサポートしてくるマネジメント力"。(狙って習得はしてません。。)若いうちは「椅子にどっしり構えて俺はMGです。」みたいに気を張らず若いからこそ甘えて良いと思います。
そして部下だとしても年上の方を敬って自分の先行く先輩から何でも良いから学ぶことが大切です。

<Message>

今回の記事では、恐らく自分がもっとも人してそしてスキルを磨いた過程を書きました。まだまだ書ききれない話と失敗談も多くあります。若い時はプライドなんて捨てて素直に学んだりポジティブに物事を考えるのをオススメです。今も自分自身そうしています!このご時世、人とのコミュニケーションの取り方がデリケートに難しくなってきました。ただ、素直に向き合って自分の本質を出せばマネジメントもビジネスも上手く進みますよ! 

<次回>  〜Vol.3 (22歳 アメリカLA視察〜23歳 FC本部スーパーバイザー編)

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