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出店候補地を決めて街を知るには?

事業再構築補助金もありこれからフィットネスジムを開業される方が増えると思います。"出店候補地を決めるまでのポイント"を今回もNOTEにメモします。

事業計画案

出店候補地や経済条件を決めるポイントとして大切なことは街を知ること。では、何を知るべきか?私のポイントを簡単に記載します。

•候補地にどれくらい人が住んでいるか。
•認知されやすい環境か。
•近隣施設の人の流れを見る。
•競合を知る。

開発される方からすると、当たり前やーんと思われるかもしれませんが。。
とても重要な指標項目です。

候補地にどれくらい人が住んでいるか。

商圏データを活用して調べていくのが、基本ですがここで大切なのが現地現物でしっかり統計と比較することです。統計上では5年毎のデータ更新のため統計で人口が多いと見ていると意外と減少していた。。なんて事や、少ない街だからここはないね〜と甘く見ているビッグタウンへと成長していたりもします。データはあくまで指標。とはいえ統計データは重要なので細かな事を深く調べたい場合は市区町村の住民台帳のデータも見ると良いですよ!

認知されやすい環境か。

駅近物件、駅から遠いけどSC型の複合施設など様々な立地条件があります。
人は思っている以上に気づかない事が多いです。
徒歩駅1分の場所でもビルのようなテナントは高階層になれば見上げないと気づかなかったり。郊外の複合施設でもテナント内や外に看板などなければ、いつも行くスーパーにしか寄らないから気づかなかったり。。
作り手側が思っている以上に人は周りを見てなかったりするので、可能な限り看板やポスターなど認知向上ができる環境を作れるか大切なんです。

近隣施設の人の流れを見る。

候補地の周りにはどんな施設があるか?これによっても会員属性が変わります。
例えばスーパーと複合された施設にお店を出すとします。
買い物する方が16時に多いとすると”買い物前の空き時間を活用したい”と考えるはずです。そのため13時〜15時に利用されて、買い物をして帰宅するルーティンが習慣化されます。
オフィス周辺の施設の場合、勤務後にすぐに利用されるケースが考えられます。
そのため19時〜21時にかけて来館も増えていきます。時間帯や会員の属性によってマシンのレイアウトやスタジオのプログラム構成も変わっていきます。
そしてフィットネスジムは習慣化させれるかが肝でもあります。

競合を知る。

条件も良い!立地も良い!とだけで判断した際に自分の施設以上にクオリティが高い競合があると後発組としては苦しいです。
そのため競合にどれくらい人がいるか?スペックはどうなのか?ここも知っておくことが絶対です。
その見るポイントによって会員数の想定がある程度出せますが、、これは企業秘密です(笑)

この他にも統計的ではない"もう一つの基準"があります。
これはあくまでも僕が悩んだ際に考えるデータの一つです。
それは"歴史・過去"です。
全ては過去や歴史を見れば上手くいく街かどうか分かります。
地形は新しい街でない限りは江戸から左程変わらず、人が動きやすい導線や集まる街のままです。
過去に栄えていた街だったり参勤交代で宿舎として使われていた地域だったりと昔から拠点になっていたような地域は自然と人が多く集まる地域です。
少し面白い見方になるので、時間があれば調べてみてください!

フィットネスコンサル/MIYA Wellness
https://www.miyawellness.com

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