#030_兄がアル中になり、心労がたえません
とにかく違った角度からできることを探してみる。
どうも、おじさんです。ややや、大変な相談。。正直、良い答えなんて全然思いつかないけど、応援の気持ちで書いてみる。
手がかりとして一番身近だったのでまず自分の禁煙について書いてみる。僕はお酒はそんなにたくさん飲まないけれど、ついこの間までタバコを吸っていて。若い頃からずっとやめられなかった。
今回の禁煙は珍しく続いているけれど、仕事が落ち着いて気持ちに余裕のあるタイミングにトライしたのと、多分あんまりうまくいかないかもな、と期待してなかったのが、案外うまくいった気がするかなあ。まあ、この先突然禁煙やめちゃうかもしれないので油断できないけども。
奥さんやかかりつけのお医者さんも「無理しなくていいんじゃない?」みたいな感じだったのもありがたかったかもしれない。とりあえず行けるところまで行ってみよう、みたいな気になった。
個人的な感覚だけど、飲酒そのものをどうにかすることよりも、飲酒の原因となる、重いストレスの方が大きな問題なような気がしれない。むしろタバコ吸ってた時はタバコによって色んなストレスを減らせているような気になってたようなところもあるかもしれない。
お兄さんがこれから何か違った生き方を見つけたりとか、お酒以外で他の角度から辛いストレスが減ったり、距離を置けたり、何か出来ることはないかなあ。全部やり尽くたと思っても、思ってもみないところから好転することもありそう。やり尽くしたから気づくこともあったり。
音楽を作っていると本当によく思うんだけど、生じる問題や理想と現実のギャップを真正面から解決できるならば、それはもはや問題じゃないと思っていて。解決方法を知っているならあとはやるだけで、すでにほとんど解決しているというか。
本当の問題は、今回みたいに真正面から解決しないから問題なわけで。そういう問題は様々な角度からあれこれ試して糸の絡まりをほぐすようにしていくしかないと思っている。ほぐす中で何かしらちらっと見えてくることがほんとによくある。
そのヒントみたいなのは過度な期待もがっかりもないフラットな空気の中でこそ、出てきやすいと思っていて。難しい時は、問題はちょっと置いておいて、まずはいかに気持ちをフラットに持ってくるかが僕は大事だと感じている。それもまあ簡単ではないんだけれど。でもそれを意識してるだけでも全然違うと感じるかなあ。
僕が今思いつくのは、そういうことを念頭に置いて一見無駄そうに見えることも含めて(むしろ無駄が中心くらいでもよさそう)あれこれ試しながら、少しでもお互いの気持ちがフラットに近づくことを考えてみるかなあ。気づかないうちに相手よりも自分の方が堅くなってフラットになれていないこともよくあるので、自分の気持ちの安定も大事にしつつ。
音楽の話でまとめてしまうのは今回は違うだろうとも思いつつ、でも他にあんまり考え方を知らないので、こんな感じで書いてみました。好転の仕方みたいなのは根っこのところでは多少なり共通するところもあると思うんだよなあ。音楽にも限らず色んな仕事にもないかなあ(デザインとかにもあるかなあ)。
一つのことを色んな角度から問い続ける中でちらっと兆しが見えてくる感じ。見つけたら少し良くして、また他の角度から見てみたり、の繰り返し。そんな余裕はないかもしれないけれど。
こちら、好きなポッドキャスト「超相対性理論」(最近めちゃめちゃ影響されている)で荒木博行さんが紹介していた、伊集院光さんの言葉がめちゃくちゃ刺さったので紹介します。
これって様々な難しいことに応用できる考えだと思って。解決のような終わりがないと思うと絶望してしまうかもしれないけれど、そもそも終わりなんてはじめから無いのか、と思えたら僕は逆に楽になりました。今問い続けていること、頑張っていること、それでも解決しないことが肯定されるというか。当たり前っちゃ当たり前なんだけど。相談者さんも少し楽にならないかなあ。
さて、思いついたことを書いてみました。ヒントになるかな。。なるといいな。いや実際、自分が相談者さんになったらめちゃめちゃ大変だと思う。僕だったら悩むこっちがお酒飲みたくなってしまうかも。。いやマジで簡単ではないよなあ。
ちょっとずつでもゆっくりでも、良い方向へ向かいますように。応援しています。