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#018_まとめていくつか答えてみる ①

どうも、おじさんです。今回はちょっと番外編的な。短めに答えられるものや、正直僕もよくわかんないことなど、答えていなかった相談をざっくりといくつか答えてみます。相談の内容も(勝手に)ポイントに絞って割愛させてもらってます。

一曲完成させるのにどれくらい時間がかかりますか?

これは結構前にいただいた相談。これはもう「曲による」としか言えないかな。YACHIMATAなど、無料配信の時なんかは即興演奏をそのまま録音して、音質補正だけしてアップすることもあるし。なので速いと10〜20分くらい?CD作品で出している曲なんかは1,2年かけてゆっくり作っていくパターンもあるかなあ。1,2年かけたけどやっぱりボツにしちゃう、ということもあるし。

ただ、全体的に言えることは7〜8割くらいまではガーッと一気に進んじゃうかもしれない。YACHIMATAなんかはそれをそのまま出しちゃう感じ。時間をかけている曲は細かい調整だったり、展開を増やしたりとか、肉付けにゆっくりと冷静に時間をかけていく。1〜2年かかる曲も核となる部分ができるのは、大体1日くらいで。でもその1日はいつでも来るわけではなくて。まぐれみたいなもんなので狙ったタイミングで来てくれるものではないんだけれど。でもその瞬間が楽しくて、ずっと続けてるような。

受注して作曲する仕事の音楽なんかは、相手の都合やスケジュールもあるので、やると決めてその時間内でなんとか作ることもあるかなあ。締め切りがあることで思いがけず生まれてくるアイデアもあったりするので、時に強引さも悪くない。

鍵盤奏者向けのDAW(音楽制作ソフト)ってありますか?

うーん。どうだろう。あんまり聞いたことはないかなあ。というか僕はAbletonのLiveというDAW以外はほとんど使ったことがないし、あんまり知らない。ごめん。頼りにならないね。

Liveはループミュージックを作ってみたいならおすすめです。あと、鍵盤が得意なら楽譜には強かったりするのかもしれないけど、楽譜を作ったり、楽譜と連動したものがいくつかあるかも(Abletonは無理です)。大体のソフトはデモ版みたいなものが無料で使えたりするので、色々やってみるといいと思うよ。

鍵盤で音楽を作りたいならDAWよりも楽器個別のソフト(プラグイン)にこだわってみるのもいいと思う。僕は最近はSpectrasonicsのKEYSCAPEというソフトと、Native InstrumentsのUna Cordaという鍵盤音源が気に入ってます。そんなに凝った曲作らないなら、DAWはとりあえずデモ版とか安いバージョンにしておいて、プラグインにこだわるのもいいかもね〜。

宮内さんが使用しているトライアングルはどこのメーカーのどのサイズのものでしょうか?

これも自分でわかってないんだけど、最近メインで使っているものは2012年頃、山口のライブで一緒だった福井のドラマーさんにいただいたもの。トライアングルを見てみると「LAIIN PERCUSSION」と書いてある。"LAIIN"は多分"LATIN"かな。使いすぎて文字が削れたのかな。予想するに、LPという楽器メーカーがあるのでそれかも。値段はわからない。

サイズは定規で測ってみると一辺が15cmくらい。いつも大体そのくらいのサイズを好んで使ってるかも。学校で使うようなもっと大きいサイズは音がもっと低かったり、音がビヨーンって感じの音で、あんまり好きじゃない(ひどい説明)。低い音よりは高くて詰まってる感じの音が好きかな。

一度、トライアングルのみの演奏依頼を受けて、せっかくだからと高級なものを買ってみたことがあって。音に伸びがあるし、音質にも存在感がある、楽器としていいものを選んだ。その時のオーダーにはぴったりだったんだけど、存在感があればいいってもんでもなくて。僕は自分の音楽ではあんまりトライアングルは目立たせたくはないので自分の音楽には使いづらかった。

ま、とりあえず安いのを買ってみてはと思うけど。2011年に出した「ワーキングホリデー」という作品ではトライアングル(それも一辺15cmくらい)をたくさん使っているけど、それは福井のドラマーさんにトライアングルをいただく前の話。その頃までは千葉か津田沼(千葉ローカル!)の島村楽器で1,000円くらいで買ったものをライブでもレコーディングでも使っていたよ〜。

※おじさんに相談してみようかなと思った方はこちらから。
https://www.miyauchiyuri.com/ojisan