見出し画像

番外編-4、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。チャンピオンズ・リーグ復帰の第1戦を勝利で飾れるか、の巻。

チャンピオンズ・リーグ復帰の第1戦を勝利で飾れるか、の巻。

何年も待ちに待った、チャンピオンズ・リーグ。
初戦には必ず勝って、これからのシーズンの展開に勢いをつけるべく頑張ろう、ガナーズ。

この試合での1ファンの関心は、アーテッタが、どちらのゴール・キーパーを先発させるかというところにある。
先にプレミア・リーグでは、ブレントフォードからローン移籍のラヤが、アウェイのエバートン戦に先発、守護神ラムズデールをベンチに、という決断をしたアーテッタ。
英断と言えるか、不協和音を醸し出す無謀な決断だったのかは、今日の試合で少し分かるかもしれない。
今日の先発イレブンの面子で、アーテッタがどちらのリーグを重要視しているかも分かるだろう。
試合前の1ファンは、彼がプレミア・リーグ制覇を優先すると予想している。
何故かというと、昨季シーズン終了間際のアースナルの自滅失速で残した、自分自身への傷跡を早く消し去りたいと、アーテッタは考えているだろう、と想像するからである。
彼には、選手たちへの傷跡より大きく、暗くて、深い傷を癒やすことが必要だ。

因みに、上記のゴールキーパー選択についてであるが、ラムズデールが先発すると予測する。今現在の1ファンの直感である。試合のイレブンが公表されれば、論理的にも1ファンの勝手な説明も出来るだろう。

9月20日(大雨で嵐のロンドン)
試合開始。4-3-3フォーメーション。

キーパーはラヤ先発。1ファンの予想は大ハズレ。
これについては、試合終了後に、また書こうと思う。
MFヴィエラに替わりハーヴァートが戻る。
FWでは、怪我のマーティネリのところにはトロサードが入る。
DFはいつものメンバー、残念ながら富安抜き。

【8分】ゴ~ル。1:0。アースナルらしいパス回しで、ウーデゴールのシュートがキーパーに弾かれた後、サカが反応し決めた。

【~15分】今日のガナーズは、相手の早いパス回しにも負けないスピードがあり、今のところは安心して見ていられる。
カウンター・アタックも成功している。

【18分】キャプテンのローキックのシュートが惜しくも防がれる。

【20分】ゴ~ル。2:0。アースナル。
カウンター・アタックからジェズス、サカ、トロサードへ。トロサードが右足でゴール。
アースナルの美しいサッカーである。
Arsenal is unstoppable tonight. 
(今夜のアースナルは止められない)

相手ゴールキーパーが、ラグビー・スコアになるのを、かろうじて防いでいる。

【23分】ラヤのキャッチは安心して見ていられる。足元のパスは正確で、今時のスィーパー・キーパーとしても良いと思う。位置取りも素晴らしい。

【~35分】テンポが少し鈍くなってきた。気を抜かないように、ガナーズ!❢
幾度かのコーナー・キックを相手に与える。
2点先取で集中力が抜けて、危ない試合になったことも多々あるのだ、気をつけよう。

【37分】ゴール。3:0。アースナル。ジェズス。
ガブリエルからのロングパスを受けたトロサードがジェズスに振り、彼がキッチリ決めた。
1ファンの叱咤が聞こえたかのような、ガナーズの頑張りである。

ハーフタイム。

いくら革新的なアーテッタでも、後半戦でラムズデールを出してくることはないだろう。
そんなことをしたら、我らのアースナルが現在のMan Uのように、チームが崩れてしまう。

後半戦。

このまま美しいサッカーを続けて、この後も何点も取りグーナーを喜ばせることを望む。

【46分】相手選手が、メッシを真似たドリブルでボックス内に侵入し転び、ペナルティを要求するが、当然却下される。

【~50分】PSVがヤル気を出してきた。集中、集中、集中力を切らさないで!❢

【53分】ラヤが安心のセーブ。

【57分】富安、ネルソン登場。ジンチェンジ、トロサードが退出。

【60分】アースナルのコーナー・キック。何も起こらず。
その後の展開で、ネルソンが折り返し、それを受けたハーヴァートが、ジェズスに良いパスを出すが、ジェズスが決められない。
こうなったら、何とか、自信喪失状態のハーヴァートにもゴールを決めてもらいたい、と1ファンは切望する。

【67分】スミス・ロウが、大拍手の声援とともにピッチに。ヴィエラがジェズスと交替。

【69分】ゴ~ル。4:0。アースナル。
交替で出てきたスミス・ロウとネルソンの良い働きから、ウーデゴールが枠外からのロング・シュートで決めた。
この前にあったハーヴァートのボール・ホールドでの働きも忘れないでおこう。

【76分】CMFでアースナルの危機を早めに摘み取る活躍で貢献したライスが、ジョージーニョと交替。
今季のアースナルのベンチ要員は、質が落ちず豊富である。

【~80分】いつもながら、ウーデゴールの素晴らしいヴィジョンには驚かされる。Man Cのデ・ブロイナに負けていない。

【90分】相手のコーナー・キック。4点差があるので、余裕の守備で切り抜ける。

試合終了。

4:0。アースナルの大勝利。ハッピーな1ファンがここに居る。
ラヤは、満点の出来だったと思う。多分、トレーニングでもラムズデールより良かったのだろう。
重要なプレミア・リーグとチャンピオンズ・リーグでの先発は、暫くの間、ラヤが選ばれる構図が1ファンには見える。
ラムズデールは、FAカップとリーグ・カップで頑張り、正キーパーの座を取り戻すように競争して欲しい。
ともかく二人とも、ハイ・スタンダードのゴール・キーパーなのである。
次のプレミア・リーグ、ロンドン・ダービーのトッテナム戦でもラヤが先発したら、先に書いた構図に1ファンは確信が持てる。
その場合、間違っても、ラムズデールが来年の1月に、トレード願いなどを決して出さないように願っている。

ではまた。
アースナルK(クリエーター名)
このマガジンと、他にもマガジンがあります。一気読みできます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?