見出し画像

86、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。 FA カップでの惜敗を活かして、どん底エバートン戦ですべらない様に、の巻。

86、FA カップでの惜敗を活かして、どん底エバートン戦ですべらない様に、の巻。

【1月27日】FA カップMan C アウェイ戦、富安ウォッチ。

最初は、グリーリッシュのファールを呼び込むドリブルに翻弄されていたが、後半戦ではよく対処出来たと思う。
足が速いので、ハーランドのペースにも負けていなかった。
ゴールキーパーのターナーが、枠外に出てきた時の、ハーランドのシザース・キックも、ゴール前で防ぐという良い守備をしてくれた。

本調子に戻りつつあるので、本番のプレミア・リーグでは、ホワイトよりもMan C戦には、足の速さを考えると富安の方が向いている気がする。
この試合で、ハーランドと対戦したことの経験は貴重である。得点も入れさせなかったので、プレミア・リーグの試合でも抑え込んで欲しいものだ。

【1月31日】FA カップで、サッカーIQを疑うような酷いプレイを見せた(魅せた、ではない)ロコンガが、クリスタル・パレスへローンで出された。
今のパレスの監督は、伝説の元ガナーズMFのパトリック・ヴィエラである。
彼に、じっくりと鍛えてもらい、素晴らしいMFとして、アースナルに戻って来るのを1ファンは待つことにする。

1月の移籍期間に、余りにも高額過ぎて、目当ての選手から手を引かざるを得なかったアースナル。
層が薄い中盤の控えとして、ロコンガは必要なのだが、彼は少し自信を失っているように見える。
なので、毎週出してもらえるチームへのローンは良い方策だと思う。
その上に、監督はヴィエラである。期待していよう。
【同日】18ヶ月の短期間契約で、チェルシーからジョージーニョを、たった£12mで獲得した。
夏の移籍期間に若いが実績のあるMFを買う際、資金不足にならないように、付け焼き刃的には良い選択だと思う。彼はプレミア・リーグでの実績もあり、優勝慣れしているベテランなので、若きガナーズにその経験を伝えてほしい。

試合開始。
4-3-3フォーメーション。

現在のアースナルでは最強の布陣と選手選択。残念ながら、富安はベンチから。
怪我が心配されていたパーテーも、軽かったらしく先発している。
今日は、ボトム3のエバートンにも、本気で戦うアーテッタの姿勢が見える。昨季は下位チームに、ガナーズの奢りから、たびたび星を落としていたが、それも過去のこととなった。
しかし、新監督になったチームはヤル気が違うので、気を引き締めてプレイすることを期待する。

【2分】予想されていたハードなタックルを、ウーデゴールが受ける。

【6分】今日もアースナルの左サイドのコンビネーションが良い。早々のゴールを狙う。

【12分】サカのロングシュートは、イングランドの正キーパー、ピックフォードに防がれる。

【16分】そのサカの目が、50:50のぶつかり合いで腫れた。
エバートンは前の試合の時とは違う。監督が変わると、選手は同じでも変わる。1ファンは、<シーズン最初から、この様なプレイをしていれば、エバートンは現在の位置にはいないだろう>と思う。

【〜30分】何度も相手にコーナーキックを与える。ガナーズはリズムに乗れない。

【31分】エンケティアのミス・キック。

【35分】危ない危ない、ガナーズのDFの気が抜けて、フリーでヘディングされたが、相手がミスしてくれて助かる。

【39分】サカのシュートはゴールラインでクリアーされる。

エバートンは守りが甘いと評判だったのに、<守り>の新監督になって変わったチームを、攻めあぐねるアースナル。
どうした、アースナル!❢ 
その上、ボールを簡単にうばわれている。

【〜47分】エバートンの方が、先取点を取る確率が高い。未だに0:0なのは驚きである。2点のビハインドを背負っていても不思議ではない。

ハーフタイム。

アーテッタが、こめかみの血管を浮かせながら、選手達を叱咤している様子が想像できる。
<エバートン相手に、こんなはずじゃなかった>とか、思っているだろうガナーズに、発破をかける指示を出して、セカンド・ハーフに臨んでほしいものだ。

後半戦。

【47分】オフサイドだったが、ラムズデールがスーパー・セイブ。1ファンの心臓に悪い。

【50分】アースナルらしい美しいパス回しでゴールを狙うが、強固な守りを崩せない。

【54分】コーナーキックから、2度のショットもブロックされる。

【58分】攻撃され続けた後のカウンター・アタックで、エンケティアからの素晴らしいクロスを、ウーデゴールがホームランにする。1ファンのフラストレーションが溜まっていく。

【59分】ゴール。1:0。エバートン。嗚呼!❢ 最高のヘディングだった。
これまでの試合経過からすると、来るべきものが来たと言うところだろうか。意地を見せようガナーズ。

早めの交替が始まる。
パーテーとマーティネリに替わり、新ガナーズのジョージーニョとトロサール。

【~70分】チャンスを作るも、今日のガナーズは球離れが悪く、すぐ相手に囲まれてしまう。サカがボールを持つと最低でも3人で守ってくる。今のところ、新監督ダイクの作戦勝ちとなっているようだ。
今日のアースナルの守りは、守備とは言えない。幼稚園児のように気が散っている。

【~80分】ガナーズはシュートを放つが、軽くピックフォードに防がれる。

攻撃も守備もプレミア・リーグ1位のチームとは思えない。アースナルを、そんなプレイに追い込んでいる、新監督ダイクを褒めるしかないだろう。

【82分】トロサールのシュートもカーブが効かなくて枠外へ。チャンスは過ぎていく。

【85分】当然ながら時間潰しが始まる。イエローカードがピックフォードに。

【85分】負けているのに、DF富安を出してきて、彼にどうしてくれというのか。

<ガナーズの心は此処に在らず>という試合をしているが、アースナルをそうさせているエバートンが素晴らしいのかもしれない。
この試合の彼らは一丸となって素晴らしいプレイをしている。これからも、こんな試合が出来るなら、下のリーグに落ちることはないだろう。

試合終了。
1:0。エバートン勝利。

1ファンは完敗を認める。アーテッタもタクティクスでダイクに負けた。
エバートンとは、ランパードが監督だった時に戦いたかった。
おめでとう、エバートン。
3ポイントを失ったこの敗戦は忘れて、次のブレントフォード戦へ、気持ちを切り替えてしっかり頑張ろう、アースナル。

ではまた。
アースナルK
Arsenal Forever!
アースナルKの他のnoteもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?