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黎明期のパソコンゲーム開発#1

1970年代後半から1980年代前半、世の中にパソコンというものが登場しはじめ、同時にパソコン上で動くゲームも開発されるようになってきました。当時のパソコンでどのようにゲーム開発が行われていたのか、実体験や思い出などを記載していきます。

■パソコン黎明期 ~どのような時代だったのか~

私がパソコンを使い始めたのはPC-8001から。PC-8001が世の中に登場したのは1979年9月頃のため今から40年以上も前の頃になります。

当時はゲームはブロック崩しやインベーダゲームなどゲームセンターで遊ぶものが主流であり、家庭で遊べるゲームなどほとんどない時代。かろうじてLSIで組み立てるテニスゲームなどがあったため、家で半田ごてを片手にゲームを作って遊んでいました(下記はTTLで組むTVゲームの本。この本を見ながらLSIゲームキットを購入し組み立てて遊んでいました)

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やがてワンボードマイコンのTK80や、それにBASICが動くTK80BSなどが登場してきて個人でもゲームが作れる環境がそろってきました(写真は当時のBitINNの様子とTK80BSのカタログ写真。当時は中学生でしたが、毎週BitINNに通ってBASICでプログラミングをしていました)

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PC-8001が販売された頃から、「パソコン」という言葉が一般的になってきたかと思います(下記は所有のPC-8001)。

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当時の時代背景としては「パソコンがようやく家庭でも手に入る」時代になったばかりであり、当時の学校の中でもパソコンを持っている仲間はほんの数人しかいなかったですね。

次回は当時のパソコンの性能と開発言語の話題を記載したいと思います。

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