各中学校を訪問していて

通信制高校の営業活動で、中学校訪問をしています。1日に15校程度訪問して進路担当の先生とお話しをしたり、体験入学の案内をお渡ししたりしています。先生の業務を増やしてしまっている本人がこんなことを書くものおかしい話ですが、中学校の先生一日を眺めているようで、本当に業務過多だと感じています。

朝は玄関で声掛けや検温を行っている先生たちが見られます。1学年2~4名程度でしょうか?当番制だとは思いますが、一人ひとり検温をしている学校や、検温チェックシートのようなものを回収している学校もありました。それぞれ実施方法は違いますが、各学校の生徒昇降口は検温というチェックポイントとなっています。

授業時間は当然、先生たちが授業のために教室に入っています。進路担当の先生は私たちのような訪問者対応をいただくために、授業時間は少し薄くなっていると教えてくれた先生もいました。学校によって様々ですが、日常業務という範囲です。

お昼も近くなってくると、エプロンをした先生を見かけるようになります。給食の配膳が始まるようです。この時に行くと職員室はからっぽです。教頭先生がいるだけで、他の先生たちは総動員で給食の準備をされていました。いつもは職員室で先に給食を召し上がっている先生を見かけていましたが、最近は職員室に給食があるのも見なくなった気がします。当然、準備はされていると思いますが、生徒を優先して先生は後回しってことなのか?と思っています。給食終了後の後片付けも先生たちで行っているようです。間もなく生徒のお手伝いが許可されるでしょうとのお話も聞きましたが、次の授業準備もあるのに先生は給食にも熱心に取り組まれています。

午後の授業の後は、掃除時間となりますが生徒が清掃やっていないような気がします。そんな場面にまだ出会っていませんね。今までは賑やかにお掃除されているタイミングに出くわしていましたが、今は見なくなったように思えます。また、今日は教頭先生から、先生たちは消毒に行っていますと言われたのが1校ありました。放課後活動の前に先生たちが各教室消毒も行っていたようです。

既に部活も始まっているので、放課後は随分と熱気が戻ってきているように感じます。指導の先生もよく見かけています。その反面、完全下校が少し遅くなっていませんか?部下終了の時間も少し遅くなっていませんか?今日の完全下校は6時50分だって~と電話で話している声が聞こえました。そんなに遅かったですか?これもコロナの影響ですか??

そんな最中に、次々と学校がやってきて、資料だのポスターだのを置いていき、去っていくのですから、本当に大変です。掃除も給食も生徒がお手伝いすることに異議はないのですが、ウィズコロナの世界では、PTAや外注でもいいのでは?とも思ってしまいます。短時間ですのでお仕事としては難しいかもしれませんが、先生の負担が想像以上に大きいと感じました。

今、学校訪問しなくても、訪問した以上の効果を出すことができる広報手法を検討していますが、もう少しアイデアを探してみます。

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