故郷で関西の鰻を食べようと思いついた。
地元の鰻屋に電話を入れる。
ぼく 「もしもし、栄玉亭さんやろか?」
女将 「はい、栄玉亭でございます。」
ぼく 「今日は営業してくれてますの?」
女将 「すんませんなあ。今日はな、鰻の供養の日でな、昼間にお寺さんで法要してもうたばっかりでな、1年のうちでも今日だけは鰻はだされしませんにゃわ。」
ぼく 「それは仕方ありませんなあ。」
女将 「明日からはやってますのんで、また来てだあこ。」
鰻を食べることが出来なかったのは残念だったけど、なんだかとってもほっこりした。
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