モータリゼーションと少子高齢化社会
年末に、故郷でかつて高校時代自転車通学した道を運動不足解消かたがた歩いてみた。
歩きながら感じたこと。
①今更ながら、モータリゼーションの影響を最も受けたのは地方だ、田舎だと痛感。地方のライフスタイルは急速にアメリカ化した。
②車の量が著しく増えた。歩きながら肌で感じた。
③歩いている人はほぼ皆無。道路は基本的に車のためにある。歩いていて何度も車に引っ掛けられそうになった。歩いてなんている人はどうかしている人なのかも知れない。アメリカの町を思い出した。
④自転車に乗っている人もいない。たまに出くわす自転車姿は工場で働く中国人、ブラジル人たち。
⑤子供の姿を見かけない。都会も外で遊ぶ子供は減ったけど、それ以上に冬休み中なのに子供の姿が見えない。子供の数が減ったこともあるけど、子供たちのライフスタイルもきっと大きく変わったのだ。
⑥かつての中心的交通手段だった乗り合いバスで帰宅した。高校時代は一時間に1本以上はあった便数は今では日に数便。それでもぼくの乗ったバスはぼく以外の客がいなかった。みなさん自家用車中心の生活になった。
⑦子供の頃はナショナルチェーンストアと言えば不二家のペコちゃんくらいしかなかった。今では、ABCマート、CoCo壱番屋、マクドナルド、TSUTAYA、ヤマダ電機、なんでもある。カラオケボックスも、シネコンもある。どこも車で行くことが前提だ。
まあ、当たり前の今更ながらの話だけど、歩いてみて改めてよくわかった。
#モータリゼーション #少子高齢化
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?