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小学生のためのオンライン英会話・四技能英語・英検®対策レッスンをお探しの方へ!〜the?a?

突然ですが
皆さん以下の2つの例文の意味のちがい、すぐに分かりますか?!
①Do you have the time?
②Do you have time?
一目瞭然ですが、①②の違いは”THE”の有無のみです。
一見たいした違いに思えないこの2文ですが、
この冠詞”THE”が有るか、無いかで、全く違う意味になってしまいます!

実はこれは、実際に私が若かりし頃に海外でとーっても恥ずかしい思いをした経験談でもあります。

ある日、私が1人でお買い物中、同じ年頃の男性に
「Do you have the time? 」(①の例文)
と声をかけられました。
咄嗟にナンパだと勘違いした私は、
「No!! I’m in a hurry.」
と睨みつけました。
そして、キョトン?とした男性が、
「You’re wearing a watch..」
と、私の腕時計を指差してきて、はじめて、
時間を聞かれていたんだ!!!
と気づいたのでした。

①の例文の意味は
〝今 何時ですか?〟
②の例文の意味は
〝時間 ありますか?〟

そう、②がいわゆる、ナンパ!
この彼はただ時間が知りたかっただけなのでした。

日本語には、
a・the
のような冠詞の概念がありません。なので、とても理解しづらい…英語学習中に苦労した方も多いのではないでしょうか??

簡単に言うと
特定できるものにはTheがつき、
特定できないものにはつきません。

なので、
例文①の「the time」は、
〝特定の〟〝現在の時間〟
を指しているため、今何時かを聞いている事になります。
それに対し、
例文②の「time」は
〝漠然とした時間〟
があるかを聞いているため、
「時間ある?」という私が勘違いしてしまった、いわゆるナンパになるわけです。

同様にTHEの有無で全く意味が変わってしまう例が、
①He left the office. (彼は帰った)
②He left office. (彼は退職した)
この例文も先程の説明と同様に
①the office=〝特定の〟会社の建物自体
②office=〝漠然とした〟会社という組織

THEの有無で、ここまで意味が変わってしまうなんて驚きです。

今回は私の体験談を元に「THE」にフォーカスしてお話ししましたが、
先程も言ったように日本語に無い概念である冠詞、
「a・the」
の違いを理解するのもとても難しいです。
しかし、100%理解しづらいものも、
加算・不可算名詞、
複数・単数名詞、
などを理解する事によって感覚的にニュアンスを掴めてきます。

Miya’s Online English Classでは、このように難しく感じる冠詞も楽しく理解できる工夫がいっぱい☆
単元後のファーストフード店で注文してみるロールプレイでは、自然と加算・不可算名詞や冠詞を使い分けて注文できるように!
〝難しい〟〝ややこしい〟と苦手意識を持つ前に自然と感覚を掴めるのは小学生ならではの柔軟さも鍵になるのかもしれません。

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