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閑話休題

このアカウントでは、生きづらさと宗教二世問題に焦点を当てていこうと思って書いてるんだけど、書いて気持ちが楽になる部分と、しんどい部分がある。

書いて楽になる部分というのは、単純に文章を作る事が楽しいというのがあって。私、意外と書くことが好きなんだな、と思った。

しんどい部分は何かというと、やっぱり宗教の事を思い出すこと自体がストレスなんだと思う。

ネット上にはさまざまな体験談があるんだけど、私と同じような経歴で、同じように感じている人がいたら話してみたい。知名度も何もない私の文章が、その人に届く日が来るのかどうか今のところ、想像も出来ないけど。

あとは、今現在って何だか、終末論が流行していた頃に似ている気がしていて。某有名オンラインサロンの主催者が「信者ビジネス」とか言われているのを目にする事があるんだけど、そういう商売が成り立つ社会情勢があるんだと思う。

誰かが言ってたんだけど、人は信じたいものしか信じないし、見たいものしか見ない、って。

宗教二世問題の当事者として言える事は、信じたいものだけの世界の外側があるんだよ、という事かな。

つまり、見たいものだけ見て「私たち、幸せだね」と言ったところで、その外側には相変わらず、人身売買や虐殺が起きていて、何なら地球外資源をめぐる競争まであって、あの神話世界だった星空すら、宇宙デブリ(ごみ)が漂っているというのが現実なのだ。

とりあえず言える事は、信じたい世界からの脱出を試みるとき初めて人は、大人になるんじゃないのか、という事なんだと思う。たぶん。

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