HMJM関連上映記録NAGOYA,2016

2016年もあっという間に過ぎてしまった。そういえば昨年は連載させていただいてるハマジムコラムで「2015年の総括」というお題が出たので「私とハマジム, 2015」の振り返りを記録できたなあと思い出しました。

2016年も日々に追われつつ、自分が主催したイベント上映もいくつかあって、ひとつひとつが大切なものでした。だけど私の忘れっぽさに加え、車窓のように通り過ぎる日々の中に、すべてが遠く消えていく。もったいないので行動記録だけでも残しとこうと思う。「ほんとに一年しかたってないの？！」ということばっかり。すでに遠い昔のような備忘録。自分メモなんで、説明不十分で進みます。

1月：
名古屋でも自主上映が決まっている『劇場版501』を渋谷で鑑賞、「501BOOK」の取材をする。501はビジュアルに大変悩んだ思い出。最初は北野武の映画「監督ばんざい！」みたいにしたかったんだよなあそういえば。

2月：
・『劇場版501』名古屋3日間上映。みのるさん、松尾さん登壇。みのるさんと飼い主が別日になってしまって内心心配だったけど、無問題だった。逆によかった。
・501のソフト化に向けて、同梱される501公式BOOKのため追加取材。
・名古屋HMJM音楽映画祭の企画を進める。予習的に渋谷HMJM音楽映画祭で『モッシュピットプロローグ』ほか。途中で抜けて神保町で岡村ちゃん主演映画を見る。これも最高であった…。

3月：
・衝撃を受けた平野さんの旧作名古屋上映の話が進み始める。
・同時に、HMJM名古屋映画祭の準備。岩淵さんと今田さんの特集2DAYS、パンフ取材。お二方の生い立ちからずーっと聴く。この二人を一緒に特集する意味と貴重さに改めて気づいて「オオ…」となる。急いで制作を進める。
・501BOOKの再編集作業も進行。

4月：
・HMJM名古屋ドキュメンタリー映画祭。岩淵さんと今田さん、ゲストで松江哲明さん。山形映画祭でお互い当時は知らないまま同じ場所にいたという三人が再び結集。いい夜だった。その場にいた誰もが幸せだった夜。多分ね。屋台を出して遭難フリッターと亀汁を作ってみたのも楽しかった。
・平野さんの「青春100キロ」が完成、名古屋上映実現に向けて動き始める。

5月：
「青春100キロ」名古屋公開が決まる。「テレキャノ」が上映できなかった映画館でこれを上映に持って行くまでの本当に長い道のりは、涙なしでは語れません。なんてね。でも発表後、この意味合いに気づいて驚いてた人が少しだけいて嬉しかった。実は結構スゴイことであった。

6月：
・「モッシュピット」の公開。楽日にはなぜか自らアフタートークまでやってしまう。今考えると意味がわからないけど楽しかったね、亀吉さんありがとう。この時に出た話題がきっかけで半年後にハバナイが名古屋にライブしに来たらしいよ、面白いね。
・夏の平野さん特集に向けた企画準備と、平野BOOKの取材、制作。

7月：
・「青春100キロ」が名古屋公開。初日登壇に平野さん、2週目に松尾さん、アキヒトさん。舞台挨拶でコッペパンとカレーパンショー。
・公開中の「青春100キロ」、東京や関西の公開が突然止まる。
・もろもろの中「月刊平野・名古屋編」の準備を進める。
・一方でハマジムの岩淵さんと今田さん退社の報。

8月：
・秋の「安達かおる特集上映」に向けて始動。
・ハマジムコラム用、退社する方々への卒業インタビュー。
・安達BOOKのための取材。初めてのV&R訪問に遅刻して焦りまくる。
・「月刊平野・名古屋編」2日間。魂の映画が上映できて感激。

9月：
・安達BOOK制作と上映準備。
・「モッシュピットLIVE VERSION」名古屋上映に向けた下準備。

10月：
「安達かおる文化祭in名古屋」。盛り上がってほっとする。ゲストも盛りだくさん。全盲の佐藤さんについ世話を焼いてしまう。せわしく、楽しかった。

11月：
「モッシュピットLIVE VERSION」。2日間だけの上映なのに、日替わりでやたら登壇者がいた。笑

12月：ゆく年くる年、はい、今年も頑張りましたね。

書き出してみると、2016年も結構やってますね。ていうか相当やりましたね。チラシや冊子も公式・非公式含めてたくさん作りました。まだ何か抜けてそうな気がする。昔はほんとに私は忙しくてもう目いっぱいだ…と毎日思っていたのに、実はヒマだったのかなと思う。おかしい。本当に必要となると時間は染み出してくるものなのかなあ…とつくづく。

遠いとこからも近いとこからも、名古屋上映にいっぱい人が来てくれた。力を貸してくれた人もたくさんいた。かかわってくれたすべての人に感謝。パッと見よりは真面目に作られた作品を、パッと見よりは真面目に上映しています。見る人は真面目・不真面目どっちでもいいけどね。とりあえず、2016年、球はいっぱい投げといた。みんな楽しんでくれただろうか。私は楽しかったよ。

思うことはいろいろありますが、何はともあれ新しい年へと。あけましておめでとうございます。