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#岸政彦

日々のこと 0317 岸政彦の本を鞄に入れて淀川沿いを歩いた話(後編)

大阪で淀川を歩いてる話、つづきです。 前編はこちら。すぐ読めるからチラリと見てね。 岸政彦さんの「図書室」を持って河川敷を歩いていたら、唐突に自分が今この表紙写真の付近にいることに気づいてしまった、という話。 ただし、向こう岸で。 ここまで来たら、渡るしかあるまい。 にしても淀川、デカい。どっから渡るんだコレ。 ようやく渡れそうな橋を見つける。あずき色の電車が鉄橋を渡っていくのを横目に、私も川を渡る。 淀川は想像よりもずっと大きな川だった。かなり深そうで、上から見ている

日々のこと 0316 岸政彦の本を鞄に入れて淀川沿いを歩いた話(前編)

大阪で、時間があいた。 ホテルチェックアウトの支度をしつつ、持ってきてた岸政彦さんの本「図書室」の表紙がふと目に入った。 淀川にいってみようかと思った。 岸さんの本には大阪の地名が山ほど出てくる。大阪は何度も来ているが、目的地のみになりがち。土地勘がない上、神がかり的な方向音痴の私には、地名はうまく線にならず、点でしかない。大阪で読み返せばさらに楽しい気がして、「図書室」をなんとなく鞄に入れてきていた。 せっかくだから表紙の場所に行こうかと思ったが、コレがどこだか分かるわ