日々のこと 0316 岸政彦の本を鞄に入れて淀川沿いを歩いた話(前編)
大阪で、時間があいた。
ホテルチェックアウトの支度をしつつ、持ってきてた岸政彦さんの本「図書室」の表紙がふと目に入った。
淀川にいってみようかと思った。
岸さんの本には大阪の地名が山ほど出てくる。大阪は何度も来ているが、目的地のみになりがち。土地勘がない上、神がかり的な方向音痴の私には、地名はうまく線にならず、点でしかない。大阪で読み返せばさらに楽しい気がして、「図書室」をなんとなく鞄に入れてきていた。
せっかくだから表紙の場所に行こうかと思ったが、コレがどこだか分かるわ