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挑戦するのに遅いことはない


放置だったnoteですが、何かを記したいなと思い近況報告。
この6月末からまた教習所に通い始めました。
今回は自動二輪免許を取得するためです。


高校生の頃はみなさん同様に、車やバイクに興味を持っていました。
16歳の頃、どうしてもバイクに乗りたくて親に相談しましたが、危ないからとの理由で大反対されました。
当時は「聞き分けの良い少年」でしたので、そんなもんかなと思いながら、教習所に通うお金も工面できなかったため諦めてしまい、いつしか興味を失っていました。


実の所、気持ちにモヤモヤしたものを抱えながら生きてきたな、というのが正直な感想で、その後何かにつけてはバイクに乗りたいという感情を覚えながら過ごしてきました。


昨年の夏にたまたま見つけたYouTube動画で、バイクでキャンプをしながら北海道を一周するというチャンネルを見つけ、時間を忘れて動画を見まくりました。

旅+キャンプ+バイク

とても自由で楽しそうで、またバイクに乗りたい気持ちが沸き上がってきました。


今度こそは教習所に行こう!と決意して、2020年10月末に近所の教習所へ申し込みに行きました。
しかしながら、コロナの影響で入所説明会まで数ヶ月かかると案内されました。
(この入所説明会を受けないと教習が開始できないため、今入所しても数ヶ月後からの教習開始となるという事でした。)

またコロナ禍のため、ヘルメット、ブーツ、手袋は教習所のものは使用できないため自分で用意するように言われました。
同時に冬の教習になるため寒さ対策が必要になりました。

何とか12月の上旬に入所説明会を受講しましたが、その頃は師走の多忙により教習所へ行くことが全くできない状態でした。


年が明けて2021年。
コロナのための自粛とそこそこの忙しさにかまけて、教習所に通うことを全くしていませんでした。
ここまで時間が経つと、億劫な気持ちがむくむくと出てきて、時が過ぎゆくまま何もしていませんでした。


そしてむかえた6月末、「このままじゃいかん!」と気持ちを新たにし、真面目に教習に取り組むことを決意しました。
もっとも「費用を支払ってしまったから」という後ろ向きな気持ちからというのは否めません。。。


そんな訳で色々な要素が重なり、ただ今、自動二輪免許取得に挑戦しているのですが、挑戦して思ったことは「諦めきれないなら挑戦しよう」ということです。

私の場合も思い立ってから、30年以上経っての挑戦ですから、若い頃と違っ勝手がうまくいかない事が多々あります。

バイクに乗りたいと思ってはいましたが、実際に自分で運転するのは今回の教習が初めて。
もっとも各所の名称や機械の役割は頭に入っているので、その辺りは理解不足はありません。


まだまだ教習は始まったばかりなのですが、おっかなびっくりで触れている事もあり、恥ずかしながら3時限目で補習となってしまいました。
理由は発進時のエンスト多発とコース取り。

原因は経験不足だと分かっているのですが、知人にバイクに乗っている人はおらず、バイクも家に無いため練習もできません。

そこで思い出したのが、またしてもYouTube。
便利な時代になったもので、教習所での様子をアップしているものや、教官が教えるテクニックなるものまで、教習に限らずバイクに乗るためのテクニックやTIPSが無料で手に入る。

振り返って考えてみると、補習になったのは技術も経験も不足していたからと認識している。
頭で覚えることと、実際にやってみることには差が出てくるもので、こればっかりはどうしようもない。

幸いにも補修となった項目で、指導員から指摘されたことを説明してくれているYouTube動画を見つけたので、食い入るように見て、実機を頭の中での認識のズレを調整することを心がけた。


そして補習の時間。
今回の指導員の説明がとても分かりやすく、問題であったエンストは1回だけという結果でした。
また、コース取りもたまたま教習車が少なかったため、落ち着いて指導員の動作を見ることができ、これまた指摘もなく終了しました。
(こちらもクラッチの使い方がカギだったようです。)

この歳になると、中々人に教えてもらう事は少なくなるけれども、自分自身が歩みを進めていれば、いくつになっても成長できるなと感じています。

まだまだ教習は続きますが、開始前の「とりあえず通わなければ」という気持ちに変化があり、今は教習所に通うのがとても楽しくなって来ています。
それは日々上達しているのを実感していることと、指導員が皆優しく丁寧に教えてくれることから、ヤル気になるというか、後押しをしてくださっている感じが嬉しいんですよね。


今回この記事を書こうと思ったのは、いくつになってからでも挑戦出来ることを知ってほしかったこと、私と同じように教習所に通っている人や、同年代で迷われている人に一歩を踏み出してもらいたいという思いからです。

人間100年時代と言われる今、やりたいことを始めるのに遅いという事はありません。

その一歩として資格に申し込んでみたり、必要な勉強を始めたり、取り組むことは人それぞれだとは思いますが、やりたいことにはどんどん挑戦しましょう!

あなたの挑戦を応援します。


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