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同世代じゃない人ともうまくやれるコミュニケーション能力も大切に。

コミュニケーション能力というとかなり捉えがあいまいになってしまいがちです。

誰とでもうまく関われる力をコミュニケーション能力と言ってしまえばそれまでなのですが、もうちょっと分けて考えてみると、見え方が変わりそうです。

同世代の子と関われる力
年上の人と関われる力
年下の人と関われる力
異性と関われる力
異文化の人と関われる力

などなど、どれか一つでもあれば良いのかなと思います。

学校という同じ歳の子とだけコミュニケーションを密にとらないといけないような場に長く関わると、同い年の人と関われる力が最も大切で、次に講師とか初対面の人とも関われる力を大切にしてしまっているなぁと思います。

こんなこともあります。「この子は幼いから年下の子としか関われないんです。」ということです。

年下の子の方が話が合う=幼い=コミュニケーション能力が低いみたいな方程式を成り立たせてしまうことも。

その子だって、コミュニケーションを求めているけどそれを受け入れてくれない環境だってありますよね。

私は仕事上、上述したコミュニケーション能力全てをある程度身につけているつもりです。

一番好きなのは異文化の人と関わることです。特に母語が異なる方と、なんとかやりとりすることが好きです。相手になんとか伝えよう、相手の思いを分かりたいという状況が一番コミュニケーションしてる!と感じるし、達成感、充実感を得られるからです。

幼い「から」小さい子としかコミュニケーションできない、と決めつけず、小さい子のように共通の話題や受け入れてくれる相手ならコミュニケーションを図れるということ。そして、そういうことを通して、コミュニケーション力を高めていっていると温かなまなざしで見てあげること。そして、支援してあげること。

こうして、じっくり時間をかけて意思疎通を図っていくことが本当に必要な時代になってきているのではないかなと感じる場面がたくさんあります。

教師がみなコミュニケーションが上手に図れるというわけでもありません。それを自覚して、自分のコミュニケーション力を高める場に自分を投じたり、共通の話題を増やす努力をしたりしていくことが大切ですよね。

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