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贈るほどでもない言葉

御卒業おめでとうございます。

卒業シーズンですね。

卒業式といえば、あのセレモニック ロングスピーチですね。ちょっと苦手です。

小学生の時に、担任の先生が「卒業式は君たちのものだ。どんな卒業式にしたい?」と言ってきたので、「来賓の話をなくしたい」と言ったのを思い出します。

最近の主流は各界の著名人や偉人の言葉を引用して、「努力」「夢」について語るようです。

日本人であることを挙げれば確かに身近と言えなくもないですが、なんだか人の言った素敵な言葉を持ってきて自分の言いたいことの説得力を上げようとする方ばかりでなんだかなぁと思います。

過去に流行った、道徳の授業の終末の「教師による話」みたいな感じなのでしょうか?

私はまだ、そういう場で話をする立場でもないのですが、やっぱり子どもと保護者の前で話すならばためになる話か笑える話をしてから、真面目な話をしたいなと思います。

言ってみれば、管理職による子どもへの最後の授業。保護者の子どもの見方が変わるような、ハッとする話。教員に向けて、教育観のアップグレードされるような話をしたいです。

言ってはみたものの、とても難しいですね。でも、担任をはじめ先生方の準備、子どもたちの練習、保護者の期待に添えるようにしたいなと思うのです。

大切なのは場の雰囲気を和らげ、リアクションしていいと感じさせてから、渾身の一発を放つ感じです。なんだかやれる気がしてきますね。

聞かれていない5分の話より、笑いのある5秒の話を目指していきたいなと思います。

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