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カナメコーヒー〜はじまりは「死にたい」「甘えたい」から〜
#8 カナメ君、30歳。会ったばかりのころ、いろんな人に「死にたい」「甘えさせてほしい」と言っていたような気がする。「死にたい」と言われれば、「どうした?」と最初は…
凸凹さんは変化がニガテ?-シェアハウスへのお引越し-
コロナウィルス感染が拡大し始めた2020年の春、高校を中退したり大学を卒業したけど就職が難しいという若者3人と細々と始めた"フリースタイルスクール″(フリスタ)。
少しずつ小学生や中学生も来てくれるようになり、昨年半ばには、小さなカフェが満員御礼状態となる日もしばしば。「子どもたちが伸び伸びできる大きな家がほしいなあ…」と祈っていたら(本当に祈っていたんです 笑。いろんなところでつぶやいてもいまし
制度外就労支援④-新たなスタートは手探り続き-
月火水のフリースタイルスクールは、居場所として活動を始めました。子どもたち、若者たちが参加しています。みんなでご飯を作る(作らない人もいるけど)、そしてみんなで食べる、自分が使った食器は自分で洗うー決まっているのはそれだけ。午後は自由。
木金土は、カフェの営業。こどもたち、若者たちは厨房には入らない。コロナが少しずつ増えていくなかで、恐る恐る営業していた日々。それでも、場を必要としている人たちがぽ
制度外就労支援② カフェの仕事で、できることからスタートする
カフェの仕事のいいところは、いろんな種類があるということです。調理、皿洗い、盛り付け、接客(水を配る、注文を聞く、配膳、片付けなどなど)。
その中からまず自分のやれることをやってみる。厨房の奥でずっと洗い物をしている人もいるけれど、混んできたら人使いは荒くなる。場面緘黙のシュンヤ君も厨房の奥にいたのに、知らないうちにお客さんに水を配らされたりしている。ランチの注文を取るのに慣れてきた女の子は、さら
みやの森カフェは不完全カフェ
この7月でPonteとやまは創立9年。よく続いてきたなあと思います。カフェの本格稼働は2014年9月から。9年前の今頃は、私は厨房用品を買い集めに走り回っていたと思います。リサイクルセンターのお兄さんとも仲良しになって、いろいろ話しました。
きっとそのころ、私は不安で暗かった。
私「カフェやるんですけど、看板メニューもないんです」
お兄さん「いいと思いますよ。パンケーキが看板ですって言ってパンケー
カナメコーヒー〜はじまりは「死にたい」「甘えたい」から〜
#8
カナメ君、30歳。会ったばかりのころ、いろんな人に「死にたい」「甘えさせてほしい」と言っていたような気がする。「死にたい」と言われれば、「どうした?」と最初は答えていたけど、繰り返されると返す言葉もなくなって私や水野さんはメールスルー。
カナメ君は賢いから、私も水野さんも甘えさせてくれるような人間ではないと悟ったのでしょう。私たち以外の人に発信。そうすると、その人たちからまた、私のところに「