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切断手術/隻腕

手術前日に友達3人から電話がかかって来ました。1人は怪談話、1人は新宿おすすめの店教えて、1人はお金貸して、と。こんな奴らに僕は支えられてるんですね、アリガタイ。

さて、無事手術終わりました!6/21、9時〜15時半の大手術でした。手術前に両親と30秒だけ面会できて、行ってきますと言い出発しました。両親からしたら短すぎますよね、すんまへん。

そして手術室のあるフロアへ行くんですけど、手術室が15部屋くらいありました!待機してたら「宮野さん、15番へどーぞー。」って言われて移動します。なんかカラオケみたいでしたね。

そしてせまーーいベッドに横たわります。腕に注射を何本も刺していきます。起きた時聞いたらトータル6本刺さってました。逆に6本でなんとかなるってすげぇ…  そして麻酔を入れられふわあぁぁ…


一瞬で起きました。すぐにICU(集中治療室)へ。
流石に術後なので痛みに襲われました。まあ1〜10なら8くらいの痛みでした。これが15:30〜次の日の10時頃まで続きます、きちい

途中あまりにも痛くて看護師さん呼んだんです

「どこが痛い?」

と聞かれ、初めて自分でここらへんですって触ったら


何もありませんでした。


幻肢痛 

これかーーという感じでしたね、無いはずのものがある感覚。鏡でも見ました。鏡には当然腕は映っていない、でも感覚はある。うーーーーーーん。変なの。こいつの厄介なのは痛いことです。「幻肢感」とかなら良かった、感覚あるだけならね。なんで痛いねん。まだ幻肢痛の仕組みは解明されてないみたいです、誰か見つけてください。

次に厄介なのが「カテーテル」「ホーリー」などと呼ばれる、お小水を自動的に流すために尿道に通す管です。7時間ほどの手術だと途中で漏らす恐れがあるのでこの管を通すんです。これが本当に気持ち悪い。僕は人生で2回目なんですけど、慣れないですねこいつばっかりは。梅干しとカテーテルは一生苦手です。

そしてICUで1日過ごして一般病棟に戻ります。戻ったら看護師が男性に代わってました。なんっでやねん!!!!!

お昼ご飯、晩御飯とバクバク食べれました。明日はリハビリします。リハビリゆーても歩くだけなんですけどね。重心が変わってるので歩く練習です。

あ、そうそう、術後体重測ったら5kg痩せてました。腕ってめっちゃ重いんですねぇぇ

貴重な体験をした1日でした。

ほなまた!

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