宮成家のとりすき。#ホットプレート1つで九州旅行 #ももち浜ストア紹介レシピ
2021/9/28 ももち浜ストア「タイムズ」で紹介したレシピです。
ホットプレートで九州旅行
旅行もなかなか行きにくい&外食もしにくい…
というわけでホットプレートで簡単にできるご当地グルメを紹介する特集。
お子様の夏休み明けで疲れの溜まった主婦&主夫のみなさんに朗報です。
簡単・時短・片付けラクラクレシピが大集合です。
すぐにレシピがみたいよ!って方は目次からレシピに飛んでください。
大分県竹田市のとりすきとは?
大分県のご当地グルメといえば…
「唐揚げ」「とり天」のイメージが強いですが
竹田市荻町以外ではあまり知られていないご当地グルメが「とりすき」
牛肉の代わりに鶏肉を使ったすき焼きなんですが… 戦前や戦後の食料難の時期に、栄養源として頼っていたのが鶏卵と鶏肉!ニワトリを放し飼いにしている農家も多く、祝い事などがあると鳥肉ですき焼きを作っていた。町の人にとってはおなじみの料理。
戦前や戦後の食料難の時期に、栄養源として頼っていたのが鶏卵と鶏肉!ニワトリを放し飼いにしている農家も多祝い事などがあると鳥肉ですき焼きを作っていた。町の人にとってはおなじみの料理。
ホットプレートで作るなら「とりすき」がおすすめ!
びっくりするくらい、手間なし、簡単につくれます!
宮成家直伝★ホットプレートでとりすき #レシピ
【材料/2人分】
・鶏もも肉 1枚(約300g)
・玉ねぎ1個
・水菜1束
・白菜1/6玉
・薄揚げ(油揚げ)1袋
・醤油、みりん、日本酒 各大さじ4
・砂糖 大さじ2
・卵2個
・お好みで きのこ、にんじん、しらたき、豆腐など
1、まずは「わりした」作りから!
ドレッシングボトルまたは空き瓶に砂糖、醤油、みりん、
日本酒を合わせます。よく振って砂糖が溶けたらできあがり!
2、鶏もも肉は「そぎ切り」。
薄揚げ、水菜、にんじん、きのこ類は食べやすい大きさにカット!
斜めに包丁を入れてそぎ切りにすることで、お肉が固くならず、味染みが良くなります。とりすきに薄揚げを入れるのが宮成家流。鶏と野菜の旨味とお出汁を吸った薄揚げがたまらなく美味しいのです!
3、まずは火をつけずに
ホットプレートに鶏肉を敷き詰め、上に野菜を載せます。
作った「わりした」を1/2ほどを入れて蓋をし、スイッチオン。
5分煮たらできあがり!溶き卵を絡めて食べましょう♥
※野菜を追加して割下が薄くなったら残りの割下を足し足し調整する。
ドレッシングボトルで作っておくと調整しやすいし、残ったらそのまま冷蔵庫にしまえるので超便利なのです!
ホットプレートだから美味しい!
とりすきを美味しくつくるPOINT!
ホットプレートだからこそ「煮る」「蒸す」ができることがポイント!
ホットプレートに鶏肉を敷き詰めて下から焼いて、乗せた野菜で上から蒸し焼きにすることで、焼いた鶏肉から旨味と肉汁が出つつ、野菜の水分で蒸されて柔らかジューシーに仕上がります。
うまみは逃さず、火も強すぎずお肉が固くならない!
宮成家定番のほったらかしメニューです。
簡単すぎる…!!ぜひやってほしい!
宮成家の思い出の味・とりすきの〆
子供の頃、父が起業したてでお金がなかった時期に、育ち盛りの私たちに美味しいものでお腹いっぱい食べさせたいと考えて食べさせてくれていたシメの一品です。
野菜とお肉の旨味がたっぷり!卵だけなのに美味しいたまご丼になります。
【材料】
シメのたまご丼 ※卵4個使用(好みでネギ)
ごはん 好きなだけ。
【作り方】
鶏と野菜の旨味がでたつゆに溶き卵を流しいれ、蓋をして1分たったら火を止め、「の」の字を書くようにひと混ぜして、ねぎを散らし、ご飯に乗せてできあがり。
フライパン返しを使うと盛りやすいです。
とろとろの半熟具合がたまりません!
父が経営者として独立して、やっと軌道が載ったころに、私が発病しちゃって、主治医から「二十歳まで生きられないかもしれない」って言われた父は私を助けるために、保険の効かない治療もたくさんやってくれました。何年も何年も、私の医療費のために働くような時期を父には送らせてしまいました。けれど、父は「金の心配はするな」の一言いか言わなくて、それ以上、愚痴をこぼすことも泣き言をいうことも一度もありませんでした。
きっと、その数年間はとてもとても辛い思いもいっぱいしてきてくれたんだと思います。けれど、そんなこと感じさせないくらい工夫して楽しい食卓を作ってくれました。あの時、厳しいことばかり言う父に反抗してた私にいってやりたい。それは父の心配の裏返しだよって。誰よりも娘の成長を望んでるから言っているんだよって。
苦労かけた分、恩返ししていきたいです。
そして今は、経営者として、人として、父を尊敬しています。
そんな気持ちを思い起こさせて、私を初心に戻してくれる想い出のたまご丼です。
私も知恵と工夫で、幸せいっぱいになる料理と楽しい食卓をつくる料理家でいたいと切に思ってます。
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