初期が好調すぎて後が鳴かず飛ばずな話
はい、フリゲ製作歴10年超えちゃった宮波笹です。
とりあえず何か記事書きたいなと思って自己紹介の次はこんなお題にしてみました。
経歴をさらさらっと説明すると、初作品の「とらねこ屋!」(エイプリルフール合わせでマジで作品公開しようとこしらえた超短編)が雑誌掲載され、続く「冒険者の宿」がベクターレビュー他、ちょっと裏取れなかったのですが当時のランキングでいいところ行ったと思います。記憶で申し訳ないですけど1位になったこともありその年一番読まれたレビュー記事ランキングにも入ったと思う。ほんと裏のとれてない記憶で申し訳ないけど。
で。
で、ですよ。
そうなったら次は!と思うのが普通じゃないですか。ここから長く低迷期を迎えます。
冒険者の宿がベクターだけでのべ3万DLされていたので、それを超えたい!もしくはシェアゲ出したい!と意気込んで長編RPGを作ってました。「幻影のビブリオ」がふりーむ!コンテストで短編銀賞いただいたので、それを長編として作り直そうと。3万DLとシェアゲにしたいが両立しない点は置いといてください。
2年半作って挫折しました、理由はよくある風呂敷の広げすぎです。あと無計画、これにつきる。
その後は吹っ切れて短編を作るコツをつかんだのか短編をポコポコ出したのですが、まぁ短編だと1万どころか1000も難しいですよね(もちろん中身による)。その間にも賞を頂いたり、人気実況者さんに実況していただいて21万再生とかわけわからん数字を見させていただいたりもしましたが。
やっぱり過去の自分は自分で超えたいわけですよ。ふりーむ!コンテストで今度は短編部門金賞とか、長編部門の賞とか、ブラウザではなくDL数でせめて1万こえたいとか。
人から見れば、「え、過去一度でもそんなにDLされて、賞もいくつも貰って、何が不満なの」って感じでしょうけど。
俺は過去の自分を超えられずにいることがいまだに心に引っかかっています。だから、賞を貰えても嬉しいコメントを頂けても、過去の自分を超えないことがどうも引っかかって素直に喜べない自分がいる。それはそれとして賞はめちゃくちゃうれしいです。
視点を変えて見れば、過去より面白いゲームを作れているのは確実ですし、なんならシナリオと絵も描けるようになっちゃってるし、今の方が明らかにパワーアップしているはずなのですが……。
過去の栄光があったからこそ今があるのも事実ですが(それで自信つけてノリノリで製作してここまで来ちゃったわけですから)、過去の栄光が強すぎたがゆえに、そこを超えられないことに対して「たくさん作品作ってるけど思ったほどDL数行かず鳴かず飛ばずだなぁ」と思ってます。
まぁ、さすがにこんだけやってれば自分の欠点ぐらいは分かってるのですが。いかせん自分「今こういうの流行ってるから作ろうぜ!」とかが根本的に無理なんですよね。モチベがまったく続かない。もちろん実況向けとかそういうの考えて作った作品もありますが。次に繋がらないw(次はまったく別のを作りたくなるから)
理由明白じゃねーか。
まぁ、しょうがないんですよ。だって初期の作品も意図的に「雑誌掲載するには~」「レビューを得るには~」なんて考えて作ってませんもん。好きに作ったらそれがちょうど相手の目にとまりやすかっただけです。運。完全に運。それ以上でもそれ以下でもない。俺のやってることって今も昔もなんも変わらず、好きにその時作りたいものを作ってるだけなんですもん。それを、泣かず飛ばすだとか閑古鳥とか言うのもおかしな話かもしれませんが。
それはそれとして、やっぱり過去の自分は超えたいと思ってしまうんじゃー!
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