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私とかとうさん

かとうさんとスラム同期でないことを残念に思う一方、同期だったら今のような関係を作れたか疑問だとも思う。いいタイミングでかとうさんと出会ったと思っている。

はじめてラジオでしゃべる。かとうさんのうみだしラジオ

裏で木曜zoomの新歓をやっていたが、当時新人(入って3ヶ月以内)だったので、名前を呼ばれるのが怖くて逃げていた。裏番組的にうみだしラジオがやっていたので入ってみたら、たまたまその時そうだったのか、木曜zoomとは真反対に位置するようなゆるゆるラジオであった。話したい人が一人ずつマイクオンしていくけど、わざわざマイクオンして「特にありません」と言うのを繰り返したり、一人が画面にねずみのぬいぐるみ?を映し、それを立たせたり、倒したりしてるのを「わぁ〜」とか言いながら眺めている。これを見た私は、あーラジオってそんな怖いものじゃないんだなと思ったし、そこで初めてマイクオンできた。かとうさんは新人さんには優しく丁寧に分からないことを教えてくれた。だけど古参の説明は辛辣で(古参はゴミ。壁…風景だとか)ウケた。古参になるの怖いなと思った。今古参やってるけど。

かとうさん節

かとうさんの辛辣な物言いは木曜zoomで知っていた。私は密かに楽しみにしていた。その頃は毎週本を読んだ感想を発表していた。毎回、感想の締めくくりが「読む価値ありません」なのが私は面白かった。万が一「この本は面白かった」なんて感想が出てきたら感動しそうなのと、そこは読む価値ないって言えよ!とツッコミたくなるかもしれない。

BABYMETALコピバンダンサー募集事件


私のバンドはダンサーがいつも不足していた。当時もダメ元でスラム内でダンサー募集してみた。なぜかかとうさんが釣れた。なんでだ。でもなんか面白そうだと思った私は、かとうさんに課題曲を提示し、後日ダンススタジオで会う約束をした。
しかしその頃、そこまでかとうさんとオンラインで絡んでいたわけでもないし、初対面でダンススタジオで二人で踊る(しかもおそらくかとうさんはダンスが分からない)って…めちゃくちゃハイコストだ!!と感じた私は結局その予定をキャンセルするのであった。

デスボお買い上げ事件


スラムマーケットに「デスボイス」を売り出してみたところ、かとうさんが買ってくれた。デスボイスで指定された文章を読むという商品だ。たしか、1テイクで録って提出したら、かとうさんから返ってきたコメントがなんとなく不服そうだったので、さすがにお金もらう身として、もうちょっとちゃんとやるか…とその後何テイクか録った。
と、かとうさんはゴミ商品を買ってくれる変な人である。ありがとう。

かとうさん朗読する


なんか毎日ラジオで朗読している時期があった。ボイトレまで受けていた。向上心すごい。たまに、こうしたら?とちゃちゃを入れたりなどして、ラジオを聴いていた。飽きて雑談始めちゃったりして面白かった。でもやっていくうちに、最初とは比べものにならないほどに朗読がうまくなっていて驚いた。
なんかYouTubeにある朗読動画を参考になるかなと思って教えてみたら、「私とは流派がちがう」とか言ってた気がする。ウケる。

おごバー


朗読のバーだったかな、そこで初めてリアルかとうさんに会う。優しいので私が迷わないように、駅まで迎えにきてくれた。私はかとうさんと楽しくコミュニケーションがとれていると思っていた。バーから帰って、Twitterをみたら、私のことが怖いとか死にたくなったとか書いてあって「ええええええ?!」と衝撃を受けた。なんか服装がよくなかったらしい。かとうさん曰く丸の内OLファッション。孔雀と表現されたな…私はかとうさんのことを全然知らないんだということを、この時改めて感じた。

寿町


かとうさんが寿町にいくというので、私はその頃ひまだったのと、寿町に興味があったのでご一緒することにした。そしてなぜか江ノ島集合した。江ノ島を雑に案内して、寿町へ。ゴミが大量に投棄されている場所を眺めながら、私が「なんか人住んでそうだな」と言った矢先、私の目に人間の動く腕が映った。やっぱり住んでいた。あまり騒がしくすると良くないと思った私は、かとうさんに「本当に人いたよ。もう行こう」と言ったらかとうさんは逆に興奮してしまい「人?!人どこどこ!!?」とめっちゃデカいウキウキ声になってしまった。さすがにちょwwだまれwwwwと思った。

zoom中に店員に注意されちゃう

かとうさんはテンション上がると声が大きくなってしまう。普段もわりと大きめ。日本人は声小さいからね。比較してしまうとそうなる。
その日はかとうさんはお店の中でzoomをしていた。私は他の人とそのzoomで一緒におしゃべりをしていたのだけど、だんだんかとうさんのテンションが上がり、声のボリュームも上がり…とうとうかとうさんは我々が見守るなか、店員に注意されてしまうのであった。爆笑した。

初エデンバーテン、マネージャーになる

私が思いつきでエデンバーテンをやる事になった。その時かとうさんは、自分の経験を踏まえたアドバイスをくれた。いつの間にかマネージャーになっていた。集客のためにエデンに通ったほうがいいと聞いていた。そうしたいのは山々だったが、私は家があまり近くない。あと無職。毎日エデンに行くことを渋った。そして毎日かとうマネから「おはようございます。みやさん、今日は行けそうですか?」と DMがきた。結局一回だけだったが、エデンに行った。その時もかとうマネは神田の駅で待ち合わせしてくれて、私がちゃんとバーに行くか見届けにきたのだった。マネージャー報酬はその時ご飯を奢ることとした。

出禁

かとうマネと神田で待ち合わせる前にzoomでしゃべっていた。ちょうどかとうさんが某所の出禁をくらった直後だった。zoomに入って早々、「はぁ……」いやめっちゃため息!!
それまで私からは、かとうさんは出禁をくらったときなにか、ネタができた喜び?みたいな面白がっているように見えていた。でもため息を聞いて、それは間違っていたんじゃないかと思った。「めっちゃ凹んでんじゃんwww」と言ったら「そうか、わたしは凹んでいるのか…」と、なんか感情が芽生えたAIのような返事がきた。自覚なかったんだなぁ。

山分け

エデンバーテンをやり遂げ、帰るときにかとうさんが待っててくれた。駅までちゃんと送り届けてくれたのだ。ジェントルメン。
私はバーをやる前に、収益を残ってる人達で山分けしちゃおうかなと言ったことがあった。しかしかとうさんの一言に私がついムっとして、やっぱり山分けはなしとした。
当日かとうさんは山分けがあると思っていたみたいで、「山分けは?」と聞いてきたから、「かとうさんがこう言ってきたから、やっぱり山分けはやめるって言ったよ?」と返したら、「うわ…過去のかとうめ…」と、過去のかとうを恨んでました。

まとめ?

かとうさんとの思い出、多分もっとあるし、これからも増えていくことでしょう。今回はスラムからかとうさんスタンプが消えたことをきっかけに、かとうさん追悼儀式みたいな感じで書いてみました。あなたのかとうさんは、どんなかとうさんですか?

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