定年後 理想的なライフスタイルって、どういうの?

8月中は何となく空いていた朝の通勤電車。
9月になると人も増え、さらに学生も加わり、日常を取戻していきます。

通勤は毎日のことで本当に大変。
だからこそ、試行錯誤を繰り返しながら、
自分にとってのルーティン、ベストなポジショニングをお持ちの方も多いのでないでしょうか。
できるだけストレスなく過ごしたいですね。

私が26年続けてきた会社員を辞めて、一番よかったと思ったことは、この朝の通勤ラッシュから解放されたこと。

一方で、毎日行くところがある、行かなければいけないところがある、
という生活が一変するわけで、
それはそれで使命感のようなものがなくなり、落ち着かない変な感じでした。

考えてみたら、幼稚園の頃からずっと、
どこかしらに"通う"ことをしてきたんですもの。
半世紀続けてきた当たり前がなくなれば
変な感じになるのも不思議ではなさそうです。

8万時間の自由時間

ちょっと想像してみてください。
定年後、突然、明日から行くところがない生活って…

定年後の自由時間を計算したある指標では、
60歳から85歳までの自由時間は8万時間と試算しています。

睡眠、食事、入浴などを除いた自由時間を、
60歳から75歳の間は1日11時間、
75歳から85歳までをその半分で計算した結果です。

85歳までで8万時間。。

8万時間ってどんな??

1日11時間の自由時間が毎日続く生活って、どんな毎日になるんだろう?

幸せのバランス

幸福学の分野でよく聞かれるのが、地位材、非地位材というお話し。 

地位材とは、お金、モノ、地位 などの目に見えるもの。そして他者との比較で価値を感じるもの。
反対に非地位材とは、安らぎ、自由、健康など、目に見えないけれど、他者との比較ではなく価値を感じるものとされています。

そして、地位財も非地位財も、どちらも幸せを感じるものではありますが、前者地位財の幸せは「持続性がない」のが特徴だったりします。 

となると、幸せになるためには後者を増やしましょう。
本当の幸せは非地位財ですよ。
と言いたくなるムードが漂いますが、私は言わないです(笑)。

もちろん、非地位財が大事なのはよく理解できますが、
それでも、お金もモノも地位も、なくていいものではありません。

特に若いうちは、地位財を欲するのが普通なのだろうし、それで自然なのではないかと思います。
それが年齢を重ねるにつれて、非地位財の大切さにあらためて気づいていくのかもしれません。

そんな感じが程よくて良さそうに感じます。

まとめ

ご自身にとっての理想の1日は、どんな1日ですか?
理想の1週間って、どんなことが起こっていたらいい?

自分は何を心地いいと感じ、どんな毎日を過ごしたいのか?
考えてみてるのも、いいかもしれません。

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