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また会う日まで

冬休みになると  あなたに会えなくなる

だからあなたの姿を  鮮明にとどめておきたくて

笑いかけてくれた  少し困った顔をした

ちょっとだけ特別扱いをしてくれた

そんな些細なことでいい  年が明けても開けぬままで

(わたし・ぼく)にほほえみをくれるあなたに

新しく年を重ねても  笑顔で会うために

心の中の奥底に  密かな熱い灯をともしている