世界の変革と意識の変化

自粛要請があってからあまり外に出ることがなくなった。でも私にとってはさほど変わりがなく、特に不自由も感じない。それはいつも外にばかり意識を向けていないからだ。

いつも誰かと一緒に行動を共にしている人が突然1人になると、精神的に参ってしまうこともあるだろう。だけど、そんな時こそ自分と向き合って内面に目を向けることができるのでいつもと違った自分が発見できる。

例えば引きこもりの人が自粛をしても何の変化もないだろう。登校拒否の子が休校になっても同じことで、返って引きこもっている人の方が自粛の時の過ごし方が上手かったりする。

今が異常のように言われるけど、もしかしたら今までが異常だったのかもしれない。人と同じように振る舞い、周りの人間と違うことをするとはじき出される世界。一方的に教えられ自分の頭で考えられない子供時代を過ごした私たち。今は少しはマシになっているのかもしれないが親世代はまだまだ頭も硬い。

そんな世の中に警鐘を鳴らしている人もいたが、きっとスルーされていたんだ。

きっと世の中は変わる。これをきっかけに激変するだろう。今までの概念が吹っ飛ぶようなこともこれからまだまだ起こるかもしれない。今でも徐々に変わっている。リアルに会わなくても姿も見えるし意思の疎通もできる。バーチャルだから温もりは感じられなくても、そのうち感覚も得られるようになるかもしれない。

もちろんリアルに勝るものはない。温もりを感じたり相手の周波数を感じ取ることはやはりリアルでないとわからない。だから直に会うことが一番良いと思う。

離れている状態でタイムラグがなくなればなくなるほど、物事が進化するほどに人間の頭は退化するのかもしれない。それは間にテクノロジーが介入するからだ。

でも今はそれが役立っている。物事に不要なものはない、経験に不要なものはないというが、まさにその通りだ。これから先のことは変化が大きすぎてしかも早すぎて読めないが、変化に対応していくことがこれからの課題だ。

変化に対応するのは新しいものに目を向けている人だ。そうなると大勢の中で自分を見失っている人よりも、自分の足で立ち考えている人の方がいち早くそれを察知できる。そして1人の方が行動できる。もちろん大勢の中で横のつながりを持って動く人も必要だが、根本的に自発的に動ける人でないとそのつながりもできてこない。

人とのつながりはwin-winだ。どちらかがマウントすると関係性は一気に崩れていく。だが、今までと違った形になっていくはずだ。

何が起こるのか、とても興味がありとてもワクワクする。

きっと、均衡が保たれなくなり崩れる前に次のステップへ行くためにいろんなことが起こっているのだと。そして今までは陽の目を見なかった場所に光が当たり想像もできないことが始まって行くのだ。

想像以上のことが次々起こる。それが「今」なのだ。

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