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墓問題を考える

死んだ後入るお墓について考えたことありますか?
最近はリアルに生きるための問題が続々と起こっているが、悩んでいるわけではない。

昨日は自分の健康について考えた。私の友人から来たメールがどんな意味があるのかわからないし、どんな手術を受けるのかもわからない。
ただ、健康は大事だということがわかった。

健康であればなんでも自分でできる。もちろんお金はあった方が良いし、友人もいた方が楽しい。
だけど、健康でなければ面白くないし長続きもしない。そしてさらに、寝込んでしまうと何もできなくなってしまう。

そのことについて昨日は考えたのだが、今日は健康でやりたいことをやってから死んだ後の話。
と言っても、まずは代々の墓には入れない親の墓をどうするのかということが問題になり墓石屋やお寺にも足を運んだ。おそらく、私たち夫婦だけだとこの会話は皆無だ。

その時になって考えれば良い、なんて考えだから、まだその問題が起こっていないから考える必要もないのだ。

だが、パートナーの両親が悩んでいて私が話を聞きに行って来たのだ。

そこで出た話だが、墓石を扱う石材屋に言わせると、仕事のうちの7〜8割が「墓じまい」だそうだ。

墓じまい??

墓石を立てるかどうかの話に行ったのに墓じまいの話をされた。
でもそれが現状なんだなと、痛感したのだ。

寺に行っても永代供養や墓石のいらない納骨のみにするなどの話で、昔と大きく様変わりしたのは言うまでもない。

樹木葬や手元供養などもあり、終活ネットと言うサイトを見ると現代的な供養の方法がたくさんあった。海に散骨するのも良いかもしれない。

種類はたくさんあるが、要するに現代人が思うのは「次の世代に世話をかけたくない、迷惑かけないような方法を選びたい」と言うことだ。
それは私たちも思っていたことで、なるべく自分たちの代でどうにかしたい。迷惑かけずに笑って送ってもらいたい。

死ぬ間際や死んでから、争いの元を作りたくない。

でも、日本人は墓にこだわる。古い人間だからかもしれないが、彼岸やお盆、お正月には故人に挨拶に行きたいと思う。

死んでしまったらわからないかもしれないが、本当はわかるかもしれない。死んだことがないからわからないだけ……?

自問自答を繰り返すだけじゃなく、話を聞きに行ってなんとか気持ちが落ち着いたようだ。

我が家の墓問題
リアルにかかる金額や亡くなった後の手続きなど具体的なことも聞くと、案外頭で考えていたことよりもすっきりとまとまった気がした。

結局、自分たちだけで考えすぎて物事が大きくなっていただけだった。
しっかりと、リアルに考えていけば一つ一つ解決する。

それがわかって良かった〜

人間いつ死ぬかわからない
「死ぬことを引き寄せるから考えたくない」ではなく、何が起きても良いように考えていたら案外長生きするものだ。

人間いつ死ぬかわからないし、いつかは死ぬ。だからこそやりたいことをやっておこうと再度強く思った1日だった。

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