食べて甘く眺めてかわいい我が家の干し柿作り
普通の柿よりも干し柿が食べたい
子供のそんなひと言がきっかけだった。
学校の生活かなんかの時間で食べたらしくものすごく美味しかったと熱弁する息子を前に生返事をしていた私。
すると夫が
渋柿の木たぶん会社にあるよ、貰えると思うけど
このひと言で一気に現実的になり、もらってきてもらうところから我が家の干し柿作りはスタートしたのだ。
数日後、渋柿入りのビニール袋片手に夫帰宅。
子供たちは目をキラキラ、ワクワクが止まらないといった表情で
それ柿でしょ?
作りたい!
まずはよく洗って拭いて皮むき。
ヘタに付いてる枝は使うので残しておく。
次は枝に紐を結んで吊るす作業。
80センチくらいに切った紐の両端を輪っかにして枝を引っ掛ける、もしくは結びつけて柿2個が1本の紐で繋がっている状態にする。
(写真がなくてすみません)
その後沸騰したお湯に5秒入れて消毒してハンガーにかけて完成。
(我が家は針金ハンガー使用)
これを昼間外へ出して、夕方取り込む。
干すとき柿同士がくっつくとカビの原因になってしまうらしいのでくっつかないように感覚を空けて、ハンガーなので洗濯物と同じ要領で洗濯物干しにかけていた。
最初はまん丸でツヤツヤピカッとしていたけど
2週間ほどで色は黒く、萎んでシワシワに
ずっと干しているとよく見る白い干し柿になるらしいけど好みで食べていいみたいなのでこれくらいでいただくことに。
中は果肉がとろけて干すことで自然な果実の甘さが引き出されている。
美味しい!
子供たちも大満足。1日1個おやつにしてたらあっという間に完売。
こうして瞬く間に売り切れ、干し柿作りは幕を閉じた。
作ってみて分かったのは干すと結構小さくなってしまうのでなるべく大きい渋柿がいいってこと。
(ただ、子供が食べるのにはちょうどよかったのでウチはこれでもOK)
来年はもっと沢山作った方がいいってことの2つ。
何よりハンガーに吊るされた柿の実たちはなんだかかわいくて甘い味以上に癒しの実であった。
干し柿がのれんに見えるくらい作ろうか
そんな冗談を家族で言って笑って過ごす日常にまた干し柿作りをしたいと思ったのだった。
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