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悩める令和の少女たち

今回購入した「一万円選書」の中の一冊です。
(2024年7月に当選 ー 1/10)
「一万円選書」に関してはこちら→(

「カーテンコール!」加納朋子・著
(2020 新潮文庫)
「一万円選書」で大ブレイク!
生きるのに不器用な女の子たちと、その成長に励まされる青春連作短編集。(Amazonより)

これは、いわた書店の岩田さんの推し本で、文庫の解説も岩田さんが書かれていました。

結構高い確率で、岩田さんの選書に入っているようですが、一言で言うと、夏休み読書感想文の課題図書になりそうな小説です。

帯にある「涙盛(ナミモリ)」、「号泣不可避!」
は、ちょっと言い過ぎかな。
期待した分、ちょっと肩透かしな印象を持ちました。

登場するのは、これから社会人が始まる20代前半の女性達なので、どうしても感情移入しづらく、いまいち入り込めません。

どちらかというと、こちらはすでに親か教師の世代なので。

タイトルから、学園祭とか、合唱コンクールみたいなものを想像していましたが、全くそういうお話ではありません。

思春期の悩める若者、あるいはその親御さんには、刺さる部分もあるかもしれません。

気軽に読めたので、力を抜いて、ライトな読書も、たまには良いかなと思った次第です。

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