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ぼけ日和

最近、ボケボケ現象が激しくて、自分で愕然としてしまいます。

洗顔しようと思って、歯磨き粉握っていたのはまだ可愛い方

つい数分前に自分がやった行動を全く覚えていなかったり、金曜日に検査をして火曜日に結果を病院に聞きに行くのを綺麗さっぱり忘れていたり。

ボケというより記憶喪失じゃないかな?と思ってしまいます。今期のドラマが記憶喪失のオンパレードなので、そんなんばっかり見ているせいかな?
と思ったりしてます。笑

幼い時に、三國蓮太郎が映画かドラマで認知症の老人役をしていて、洗面所の鏡に映った自分に「どうも」と挨拶をして自分でそれに気づいて愕然とするシーンを見て、怖っ!!!って思った記憶があったけど、今なら全然平気にやりそうです。

うちは、母が認知症を発症しているので、私も漏れなくボケるなと思っています。

先日、妹が立川で芸人で漫画家の矢部太郎さんの個展?に行って、そこで販売して無かったのだけど、気になるから通販で買ったという
「ボケ日和」
という漫画を読みました。

とてもほのぼのとして、笑って泣ける本です。

認知症のご家族がいらっしゃる方や、認知症について不安に思われている方はぜひ読まれると良いと思います。

家は母が認知症を発症した時、どうして良いかわからず、妹と手探りで介護方法を考えながら対処してきましたが、この本を読んで間違って無かったねぇ、と妹と話しています。(今はグループホームに入っています)

大阪と東京で、場所が離れているせいもあり、そんなにガッツリ介護出来ないので、私たちは母にキツくあたる事はほとんど無かった。
妹の方が頻繁に会ってたので、何回もおんなじこと言われてイラ💢としたことはあったみたいだけど。
あ、あと、ミルにサイダーあげちゃった時は私も怒ったなぁ…笑

でも、大体の事は、コントみたいに思って笑い話にしていました。

この漫画で、おじいちゃんがスライスチーズをシップと間違えて腕に貼ってるのを読んで、確かにめっちゃ似てる!!と爆笑しました🤣

母は元々の性格もあって、ボケても凄く可愛くて、私が帰るよー、と言ったら「え〜!!寂しい!!」と足をバタバタさせて駄々をこねるのを見てめっちゃ可愛いなぁ^ ^と思います。

私も妹も子供がいないので、代わりに母が子供になってくれたなぁ、と思う。

そんな気分で接していた事、間違いじゃ無いなぁ、と思います。

そして、人間誰しも迎える最後のお見取りへの覚悟もこの本を読んだらわかります。

介護は全部背負う必要は無いのです。
人間誰しも、歳を取るとどこかの機能が低下して来て、やがて死を迎えるのです。
とても、自然な事じゃないですか。
無理して争う必要は無いなぁ、と思わせてくれる本

おススメですよ

大人の恋と人生を歌うシンガー・シンガーソングライター美夜古です。

美夜古
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