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20.名刺の裏に、自分のこれからやろうとしている事(事業内容)を書いておく。

1日1つ。社会起業家、政策起業家になるためにやることリスト100選を書き続けます。月曜~金曜に配信します。※土日はお休みします。
100リストあるので約3カ月~4ケ月で説明が終わるかと思います。待ちきれない場合はダイジェスト版をUPしているのでそちらをご覧くださいね。

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20.名刺の裏に、自分のこれからやろうとしている事(事業内容)を書いておく。

「社会起業家・政策起業家になるためのリスト100選:事前準備編」も最後の記事になりました。
ここまで来たら、後は本格的に動き出す為の話をしますので、最後までお付き合いください。

事前準備編の最後は、名刺を最大限に生かす方法についてです。

名刺の裏には「事業内容」を入れておいてください。
私は名刺はとてもこだわるようにしています。
名刺は営業や交渉をする際に、一番最初に使うツールです。ここでガッチリ心を掴めるかで次の展開が変わってくるので、少しだけ意識をしてみてください。
名刺の話だけでも何時間も語れますが、今回は「社会起業家・政策起業家になるためのリスト100選」の一つとしての説明なので、シンプルに概要だけお話します。

さて、名刺で大事な事は「自分が何をする団体か相手に伝わること」です。それもその時だけではなくて、相手がその名刺を持ち帰った後が名刺の効果を最大限に発揮する「営業ツール」なので、それを意識して作るようにしてください。

業種にもよるのですが、基本的には異種間交流会のような場での名刺交換の場合、そこまで興味を持たれません。
ただ、自分の事を知ってもらう「入口」としては名刺が一番大事なツールであることには変わりませんので、ここは大事にするといいかなと思っています。

起業を始めてしばらくすると気づいてくるのですが、異種間交流会での名刺交換というのはあまり人脈も広がらないんですよね。

自分が繋がりたいという人となんとかやり取りできても、名刺を渡しただけでは次には繋がりません。

起業人生が長くなると、自ずと次に繋がる仕掛けとして「トーク術」「フォロー術」等色々とテクニックを駆使して次につなげる事もできますし、あと長く活動を続ければ続けるほど圧倒的な知名度を持つようになるので、先に先方の方が私の存在を知っている場合が多いので、次へのアポイントが取りやすくなります。しかし、最初の頃はそうはいきません。

色々な名刺活用術として「名刺交換をしたらすぐにメールをしたり連絡を取って繋がる」と言われるのですが(こちらのリストの後半にも入れています)、実はそれでも会うところまで繋がれるケースって凄く少ないんですよ。
特に会いたいと思っている相手が多忙だったら、一度の名刺交換くらいでは、ほぼ会ってもらえません。

私も名刺交換で初めて会った方の場合、ほとんどはアポイントをもらっても会いません。事情を言うとすると、まず自分の活動やお仕事で時間を使います。特に支援事業の場合は支援者からの相談も多いので夜まで支援に走り回っている事も多いです。あと、知り合いの知り合いの紹介や、様々な会合で人と会う機会が多く、知らない方に時間を費やす時間がないからです。
何度メールを頂いても、余程の事がない限りは面会までにはたどり着かないのが通常です。

そういう中からでも、チャンスをキャッチして次に繋げていかねばならないので、できる事はやっておいた方がいいです。
こちらでは「名刺」がテーマなので、名刺をより最大限に生かしてチャンスを掴むかの説明をしたいと思います。

名刺というのは、初めて出会う時に使う最初のツールですから、少しでも相手に印象を持ってもらうものにした方がいいです。

あと、印象というのはその人の名前ではなくてその人の事業について残るという事も結構あります。名刺交換をした後にしばらくして「そういえば、〇〇の事業をしてた人がいたなあ」と思い出して名刺を引っ張り出すことはあるので、やはり事業内容、活動内容は書いておくといいです。

時々おしゃれな名刺を頂くことがありますが、名前と住所だけしか情報がなかったら、多分その名刺はゴミ箱行きです。

何をしている団体かが分からなければ連絡するきっかけも掴めません。

社会起業が長くなってくると、名刺のデザインも変化してきますが、まず最初の頃はスタンダードなデザインがいいかと思います。

名刺交換の数が膨大になると、名刺の情報を全てスキャンして管理することが多いので、なるべくスキャンしやすい形にしておく方がオススメです。
因みに、私の場合は、会って話した方の印象がない方の名刺の場合、名刺が読み取りにくい場合は捨ててしまいます。奇をてらった形の名刺とかはダメですね。名刺で印象は残らない。管理もしにくいので逆効果です。

バーコードリーダーがあるからいいと思う方も多いかと思いますが、それはその人に興味を持った時くらいしか調べないので、基本的には名刺のどこかに簡単な事業内容は書いておくことをオススメします。
私は、勝負名刺の時には専用の名刺を持っていて、それは裏に事業内容を入れています。
ずっと会いたいと思っていた方に会う時には、必ず勝負名刺を持って行きます。
この名刺を持っておくと、相手から連絡を頂く確率がぐんと上がります。

名刺一つで、アポイントの成功率が変わってくるので是非丁寧に作ってみてくださいね。

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