みやっこベースで「子供と家族・若者応援団表彰」受賞!内閣府が行っている「子ども・若者育成支援」とは?
こんにちは!
みやっこベース広報の島越です。
先日、noteやSNSでご報告させていただいた通り、
この度みやっこベースでは、令和3年度「子供と家族・若者応援団表彰」(子供・若者育成支援部門)【内閣府特命担当大臣表彰】を受賞しました!
▶︎note「【内閣府特命担当大臣表彰】受賞のご報告」
皆さんは、内閣府がこういった子どもや若者に関する取り組みを行っていることをご存知ですか?(恥ずかしながら、私は詳しく知りませんでした...!)
このように、内閣府では教育、福祉、保健、医療、雇用など様々な分野から横断的に子どもを支援する取り組みを行っています。
今回の記事では、私なりに調べてみた6つの「内閣府の子供・若者育成支援」についてご紹介します!
①根底となる法律「子ども・若者育成支援推進法」
平成21年7月に成立した「子ども・若者育成支援推進法」という法律があることをご存知ですか?
内閣府には政策統括官(政策調整担当)が存在しており、共生社会の実現のため、あらゆる分野の課題について、ビジョンの策定や政府の基本方針を取りまとめ、推進しています。
子ども・若者の分野に絞って見ていくと、全ての取り組みの根底にあるのはこの「子ども・若者育成支援推進法」。政府ではこの法律にもとづき、子ども・若者育成支援に関するさまざまな施策を定め、推進しています。
(出典:「子ども・若者育成支援推進法」概要図)
上記の概要図にも記載がありますが、
この法律が生まれた背景には、子どもを取り巻く環境の変化があります。
これらの課題を解決するため、この法律では主に「支援の枠組みづくり」と「ネットワーク整備」の2つを目的としています。
この2つを重点的に取り組むことにより、内閣府では子どもたちの社会生活を支援しています。法律が施行されてから約10年が経ちますが、最新の情報については下記からご覧いただけます。
▶︎内閣府「子供・若者育成支援施策の総合的推進」
②内閣府が毎年発行する「子供・若者白書」
子供・若者育成支援を効果的に推進するためには、子供・若者の現状や課題を把握しなければなりません。
このため、子ども・若者育成支援推進法に基づく年次報告書として平成22(2010)年から発行されているのが「子供・若者白書」。子供・若者への調査・分析として毎年国会に報告されています。
この白書では子供・若者を取り巻く様々な現状、事例、取り組みなどについてまとめられています。
最近の子供・若者にどのような意識の傾向があるのか、「令和3年度版 子供・若者白書」から抜粋して下記のデータを見てみましょう。
(出典:令和3年版 子供・若者白書(概要版))
上記から、
・社会貢献意欲がある子供・若者は約71%と高い数値を記録している
・地方移住に関心があると回答した東京23区の20代の割合は約47%であり、前回調査から約8%もアップしている
といったポジティブなデータが読み取れます。
一方、
・今の生活の充実感、将来への希望は前回調査から約1~2%減少
・団体などが行う自然体験活動への参加率は前回調査から約11%も減少
といったネガティブなデータも伺えます。
みやっこベースでも、これらのデータを参考にしながら子ども・若者の意識変化の傾向を捉え、事業に生かしています。詳しい内容については、下記からぜひご覧ください。
▶︎内閣府「子供・若者白書」
③困難を有する子供・若者への支援の充実
「子ども・若者支援地域協議会」、「子ども・若者総合相談センター」の設置や、相談対応を行う人材の養成などを行っています。
④子供・若者の意見を募り、社会参画を推進
子ども・若者を「ユース政策モニター」として公募・登録し、意見交換等を行っています。集めた声は、施策の企画・立案に生かされるほか、子どもたちの社会参画の場にもつながっています。
⑤子供・若者の育成支援を国民運動として展開
子ども・若者の支援を行う関係者に対して研修を実施するほか、毎年11月を「子供・若者育成支援推進強調月間」として定めています。地方公共団体等と連携した取り組みや子供・若者の育成支援に貢献のあった個人・団体を表彰しています。
みやっこベースが今回受賞した「子供と家族・若者応援団表彰」も、この取り組みの一環ですね!
⑥青少年有害環境対策の推進
有害な環境から子どもたちの成長を守るため、インターネット利用環境整備・非行対策・健全育成など必要な対策を行っています。
おわりに
いかがでしたか?
後半は簡単な紹介になってしまいましたが、大まかに内閣府が行っている子ども・若者育成支援について知っていただけたかと思います。
今回紹介した内閣府の子供・若者育成支援は、下記のページから詳しくご覧いただけます。
▶︎内閣府「子供・若者育成支援」
みやっこベースでは引き続き、宮古の子ども若者の未来が豊かなものになるよう、成長の場づくり・環境作りに取り組んで参ります。
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