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業界研究|サイバーセキュリティver.

こんにちは!株式会社LvCの三宅です。
本日はサイバーセキュリティ業界の現状やトレンドについてお話します。

①業界トレンド

働き方の変化による影響
2020年の新型コロナウィルスによるリモートワークが推進されたことで、今まで以上に働く場所が多様化。オンラインで働くことが以前よりも増え、パソコンやネットワークへの業務依存度が上がっています。
そして企業は今まで以上にセキュリティ強化を図っていかなければならない状況にあります。

ビジネスの高度化による影響
働き方の変化への対応はもちろん、企業はビジネスにおいて多くのデータを収集・活用をするため、安全にその情報を扱う必要があります。
一方、その情報を脅かす手口も高度化、複雑化しており、あらゆるセキュリティ対策やそのサービスが出ています。カテゴリーはソフトウエア、アプライアンス、クラウド/Saas、マネージド・セキュリティー・サービス(MSS、サイバー保険などさまざま。

市場規模
サイバーセキュリティの市場規模は3,817億円と言われています。
(参考:2020年 IDCJapan)

②カテゴリーと主要プレイヤー

出典:日経業界地図2022

ソフトウェア
セキュリティに関するソフトウェアで、パソコンなどにインストールして利用します。国内のセキュリティソフトではノートンライフロック、トレンドマイクロ、ソースネクストなどがよく聞く名前かと思います。

アプライアンス
ファイアーウォール、VPNゲートウェイ、IDS/IPS、アンチウィルス等、社内外のネットワークにおいて、外部からの不正な攻撃を防ぐ装置。シスコシステムズなどがあります。

クラウド/Saas
WebサイトやSaasなどをハッカーから守るセキュリティサービスを展開しています。アカマイ・テクノロジーズはインターネット界ではグーグルと同様に重要視されている企業。私も下記の書籍「アカマイ 知られざるインターネットの巨人」をきっかけに、インターネットや動画等をスムーズに安全に届けるために活躍している会社があるんだと知りました。

マネージド・セキュリティー・サービス(MSS)
企業の情報セキュリティサービスを総合的に監視、防御するサービスでITベンダー、コンサルティング会社などが多く企業が参入しています。その数の多さからも、情報システムがマーケット全体で重要視されていることが窺い知れます。

サイバー保険
サイバー事故などにより企業に生じた第三者に対する「損害賠償責任」、事故時に必要となる「費用」や「喪失利益」を包括的に補償する保険です。あいおいニッセイ同和損害保険、AIG損害保険など、いわゆる大手の損害保険会社などが扱っています。

③事業会社における情報システム

上記の通り、セキュリティに関連したサービスや会社が増え、市場規模は2020年時点で3,817億円と大きい。これは多くの事業会社が既存サービスにテクノロジーを掛け合わせ、サービスや業務のDX化を推進し、データを扱う量が指数関数的に増えている背景もあるかと思います。

また最近は●●Techをいう形でSaasサービスを提供する企業も多く、その安心安全なサービス提供にもセキュリティ課題はつきものです。

このように事業会社における情報システム部門が、上記のようなセキュリティサービスも活用しながら、自社や顧客の情報を守りつつ、新しいサービスを作っていく非常に重要な役割になっています。

④情報システム(ITセキュリティ等)のお仕事に興味のある方

しっかりした情報システム部門を作っていくことが、ビジネスの拡大や継続にもキーになり、とりわけセキュリティ人材の需要が高まっています。

成長産業における情報システム、ITセキュリティ求人について、ご興味がある方はぜひお気軽にお問合せくださいませ!

特に弊社・株式会社LvCとして、国家戦略特区「スーパーシティ」構想に関連した事業を行なっている企業のご支援も多く、キャリア相談だけでなく、未来のまちづくりなどのお話もできれば嬉しく思います。

出典:国家戦略特区の資料より

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「子供がオトナにあこがれるシャカイを創る」は弊社・株式会社LvCのビジョンでもあり、楽しむ大人が増えてくれば、世の中はもっと明るく、楽しくなると思っています。

ITエンジニア、コーポレート部門の職種など、キャリア相談は随時受付しています。お気軽にご相談ください。

株式会社LvC 代表取締役 三宅 恭介


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