ヴァユラプトル・ノーンブアラムプーエンシス タイで11番目の新種の恐竜

学名:ヴァユラプトル・ノーンブアラムプーエンシス
異名:ジェット気流(ジャーオロムグロット)
意味*
ヴァユラプトル・・・サンスクリット語で風の神様を意味するヴァユと、ラテン語で泥棒を意味するラプトルを合成して名付けられており、敏速な恐竜を連想させる。
※長細い後ろ脚の特徴からこの名前がつけられた。
ノーンブアラムプーエンシス・・・県名からつけられた。

・原始的なコエルロサウルス類の肉食恐竜
年代:白亜紀初期
場所:タイ ノーンブアラムプー県プーカオプーパンカム国立公園1億3千万年前の地層
発掘化石:腓骨、足首、鳥口骨、あばら骨、恥骨、腓骨、指
※発見された化石の数が、詳細な学術的分類を行うには不十分であるため、他のコエルロサウルス類の恐竜との関連についてはさらなる発掘調査が必要。
体長:約4-4.5メートル

発見者:マハーサーラカーム大学古生物研究センタースタッフ、パラーデートシースック
発見された時期:1988年

・ヴァユラプトル・ノーンブアラムプーエンシスには、足首に他の肉食恐竜には見られない特徴があることから新しい属名が与えられた。また、原始的なコエルロサウルス類に分類されたということは、大型肉食恐竜と鳥へと進化する恐竜の中間に位置する存在であるということを示している。

参考:https://news.thaipbs.or.th/content/286002

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