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この状況下で見失いがちなこと二つを思う…それでいいの?

明日予定していた夜の情報交換会(4名以下)を、残念ながら同調圧力により中止してしまった私です。

こういう状況が続いて約1年。国民の皆様方の我慢もそろそろ限界なのか、疑心暗鬼ぶりや同調圧力が際立ってきているように感じます。という事で最近思った二つの出来事をざっくばらんに書いてみます。

①ガースー会食はダメなの?

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昨年末、緊急事態宣言が叫ばれる中、夜の会食を敢行した菅総理大臣。

「国民には我慢をしろと言っておいて総理だからいいのか!」

などと言われたのは記憶に新しく、更に新聞に載っている前日の「首相の動静」を見ても、以前は毎日のようにあった経済界などのキーマンとの食事をしながらのミーティングなどすっかりなくなってしまいました。

それでいいの?

(もちろん大人数での会食は控えないといけません)

「一般国民とは違うと思ってるんじゃないの?」という声。

そう。違って当たり前です。

そもそも一国のリーダーと一般国民が同じわけがない。

この会食等を絡めた「意見交換」がないというのは、ある意味大きな国益の損失に値すると思っています。色々な業界の色々な立場の人たちから色々なお話を聞く。しかもリラックス作用のある会食の場で。ある意味リーダーにとっては何よりも重要なことだと思うのでスガ。。

一般国民と一国のリーダーは全く違います。

②宿泊施設の休業について

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コロナ禍により、またGOTOトラベル停止が引き金になり、年末からキャンセルが相次いでいる我が宿泊業界。

1月に入って休館を余儀なくされている施設は、ここ宮島及び周辺地区でも大変多く見受けられます。

特に収容人員の大きな施設は大変です。100室もの客室があるのにもかかわらず、日に1~2組だけの日も珍しくありません。そのためだけに開けることは大きな損失につながります。

最近は日々そのような状況のため1~2組しか予約が入っていない日のお客様に対し、ある意味キャンセルをお願いしたり、他の宿への宿泊に振り替えてもらったりしているという話も聞こえてきます。

それでいいの?

経営者的な観点からすると経費が莫大にかかりごもっともなようにも映りますが、そもそもそのお客様は「その宿に泊まりたい!」という事でご予約されたはず。またそのご旅行に関しては何らかの意味があるはず、不要不急ではないという事です。たとえばお誕生日などの記念旅行、永年勤続の旅行、保養のための旅行、ご家族で最期になるであろう旅行…

ちなみに今月当館では12日間の休館を予定しています。この12日はお客様のご予約がゼロになっているので予約をストップさせて頂いております。当館もアルバイトを含めると40名程度のスタッフに従事してもらっています。出勤日数も減っているため十分なフォローができていない部分も多々あり心苦しい日が続いております。

ただ1組でもご予約が入っている日はもちろん営業させて頂いています。少ない客数だから特別におもてなしするという事もしておりません。ただお客様のご要望になるべく寄り添い、「楽しかった」「ゆっくりできた」と思って頂けるよう最善を尽くすのみ。これらの積み重ねが後々返ってくると信じています。

ちなみに本日は最近にしては多い、5組のお客様にご利用頂いております。ありがとうございます(^-^)

ただ個人的には時間ができたので今までやり残してきたアソビの部分を目いっぱい楽しんでいます。不謹慎なように映るかもしれませんが人生は一度きりなので、この部分に関しては同調圧力に屈するつもりはありません。あしからず。



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