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ライフタイム、検索タイム

検索を日常的にするようになってから、もう15年が経つ。もしかしたら得意かも?そう思うようになってから15年が経つ。

見直さないとなあ、と感じている。

必要な情報をフワッと知りたいだけならChatGPTの方が早い。より詳しく知りたいなら人にきいた方が楽しい。人が書いた本を選んで読む方が雑味が薄まっていい。

ただその真ん中に検索がいるのは事実で、やっぱり何十分も検索に没頭している日々がある。いつか「数年前までは検索とかしてたよなぁ」なんて思う日が来るんですかね。

今は雑草の活用方法について検索没頭の必要性を感じている。これをもっと突っ込んでChatGPTに尋ねてみるか、本でも読まないといけないのかもしれない。

とにかく、雑草を活用しなくてはいけなくなった。

事の始まりは、エンジン式の草刈り機を買ったことだ。住んでいる集合住宅の敷地内草刈り作業が定期的にあるのだが、やっぱりエンジン式の草刈り機があると強い。あと子の学校の園庭の草刈り作業も毎月行われる。こちらもエンジン式の草刈り機があった方がいい。

必要に駆られて購入したが、購入の理由は必要性を感じたことだけじゃない。草刈り機が楽しいのだ。草刈り機でやる草刈りは面白い。体力が続く限りやっていたい。

これが仕事になればいいのになあ。

シーズンものの仕事に従事している以上、オフシーズンの過ごし方は課題になってくる。収入にも雇用にも関わってくるから、オフシーズンにも収入が発生する仕事があれば生活に安心が生まれる。生活に安心が生まれれば選択肢が増え、楽しみの幅が広がる。

草刈りを仕事としてできれば、楽しみの幅が広がる上に「やってて楽しい」が成立するので、こんな嬉しいことはない。

そうしたら草刈りを仕事にするにはどうするか?

毎月不動産屋さんに家賃の支払いに行くのだけれど、ふと思って尋ねてみた。

「管理物件や土地で草刈りとか必要ないですか?」

なんと、あるらしい。

しかし現状3ヶ月に1度というペースの必要性が1件あるだけで、それも委託先が決まっているそうだ。

「もし必要が出て来たら声かけさせてもらいますね」

そう交わされた先には単純な質問が待っていた。

「なんで草刈りしたいんですか?」

楽しいからです!だと、さすがに変かなぁというナルシストっぷりを発揮し思わず言ってしまった。

「草が必要なんです」

刈った後の草を肥料にできれば自分の畑にも活用できるし、今ほら肥料も高くなってますから、諸々いい気がするんですよね。肥料作りって前々から興味があって。今いろいろ実験してるんですよ。

思いに嘘はないが、実験なんてしてない。完全にかましてしまっている。出まかせに近いぞ大丈夫か。

「いいですね!そしたら丁度よかった。この前ばっかい伐開した土地があって、その草木の処理に困ってたんですよ。好きなだけもらってってください。むしろ助かります。いつ頃取りに来ますか?」

試されてる。

これは完全に試されてる。

「(軽トラが来週納車されるので)来週中頃には取りに行けます!」

言っちゃった。

いや、嘘ではないんです。検索に検索を重ねた結果、軽トラを購入できることになったんです。来週頭には納車されるのも本当なんです。

「分かりました〜!では来週、取りに来る前に連絡くださいね!助かります!」

来週までに刈った後の草の活用方法を見出さなくては。

検索して来ます。

2024/06/13

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