見出し画像

やっぱり革巻きステアリング

日産サクラのXグレードには、Gグレードにオプションの革巻きステアリングが設定されていない。ステアリングは革巻きが良かったのだがしかたのないところ。革巻きステアリングだけのためにGグレードにするのは金額的に厳しかった。

レーシングカーのステアリングは、革製のグローブとの相性から革巻きステアリングが基本。素手で握るにも革巻きの感触は捨てがたいところ。歴代のクルマもほぼ革巻きステアリングにしていたのだが、多くのスイッチが装着されるステアリングでは交換するわけにも行かない。
そこで考えたのがステアリングカバー。最近はパカッと被せるだけの簡単装着タイプが多いが、選んだのは革製の編み上げタイプ。

プロパイロットをオプションで装着したので、センサーの関係でステアリングカバー装着は厳しいとは思ったのだが、装着した上でセンサーが反応しないのであれば外せばいいわけで、とりあえず格安な革製の編み上げタイプを購入、1時間半ほどかけて編み上げてみた。

スポーク部分の処理には納得いっていないが、まぁサーキットを走るわけでもジムカーナをやるわけでもないので良しとすることにしてプロパイロット使用時でのセンサーの反応を確かめるために高速を走ってみた。

結果はほぼ問題なし。
親指一本でステアリングに触っているときには警告が出てステアリングを握れと促されたが、接触面積が指4本ぐらい有れば警告が出ることは無かった。おそらく、パカッと蘇着するだけの分厚いステアリングカバーと違い革製の編み上げタイプは、静電タイプでも反応してくれるようだ。

ちなみに車線維持アシスト機能はホンダセンシングでしか経験は無かったが、プロパイロットも違和感なく快適に高速走行をアシストしてくれた。ごく短い距離でも快適なのだから、距離が長くなれば疲労度に大きな違いが出てくるのは間違いない。

購入したステアリングカバーはデザインが豊富なので、何年かしたらイメージチェンジで新たに購入して巻きなおしてもいいかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?