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話を聞いて、自分だったら?と考える

3年生の相談も増えてきました。
今日は3年生向けのお話です。

就活生の中には、
「就職したくないな~」と思う人も多いと思います。

多くの社会人が「学生のころは楽しかった」というように
学生と社会人では、時間や行動の自由度が全く違ってきます。

いきなり週5日、9時-5時で働かないといけなくなりますから
実際に働いていなくても、学生の方がいいと思うのは
当然の流れかもしれません。

ただ、ずっと学生で居続けることはできません。

就活の時期に、後向きな気持ちで先延ばしにしてしまった結果
終盤になって、周りが内定を得始めて
初めて焦りを感じ、急いで探すというケースも
毎年少なからず目にします。

自分の意向よりも、

応募が間に合う企業、あまりハードルが高くなさそうな企業
といった観点から、あまり深く考えずに選んでいきます。

そんな姿を見るたびに「一生の仕事になるかもしれないのに・・」と
残念に思います。

「大学を卒業したら、働かないといけないんだ」と割り切って考え、

どうせ働くのであれば、
充実した社会人生活が送れるように
早い時期から、自分に合う会社を探して動いていけば
きっと未来は違うはずです。

その際、

一人で悶々と考え続けて、
就活が中盤を迎えても、「半年前と状況は同じ」ということが
あります。

「いろいろ考えてはいたんですけど・・」

「なんか、よくわからなくて、そのままになってしまって・・」

やらないといけないと思っていても、
実際に動いていないため、いつまでたっても状況は変わりません。

みんなが内定を得始めても、漠然としたままで、
何をどうしたらいいかわからないという状況です。

就活では、深く、具体的に考えていくことがポイントです。

社会人経験もなく、どう社会が回っているかもわからない中で
漠然とした状態なのは当然です。

ですから、
ぜひ積極的に情報収集することが必要になってきます。

就職したゼミの先輩に話を聞く
アルバイト先の先輩に話を聞く
店長に就活の体験談を聞く
社会人の親戚に片っ端から話を聞いていく・・

どんな仕事があって、
どんな苦労があって、
どんなやりがいがあるのか、

身近な社会人から話を聞いてたくさん情報を集めてみましょう。

1人、2人では、
主観が入ってしまったり、
たまたまその人がいた部署が大変だった・・という
ことがありますが、

10人くらい聞いていくと、
人それぞれ、

いろんな仕事があること
そのそれぞれに苦労ややりがいがあること
同じような仕事でも会社によって雰囲気が違うこと

などが分かってくると思います。

そうした話を聞いて

「自分だったらどうなのか?」を考えていくと

自分に合った働き方、業界が見えてくると思います。

そこまで早い時期にできていると、

自分にフィットした業界や企業で
就活をスタートさせることができるので
ミスマッチすることなく、スムーズに進めていくことができます。

ESの書き方や面接の受け方など、テクニック的なことは
添削を受けたり練習したりすればある程度できるのですが、

方向性を決めるこの根幹部分は
意外と固めていくのが難しく、時間がかかります。
まだ、自分自身でやらないと固まっていきません。

ここをしっかり固められると
後々強いですので、ぜひまだ漠然としている人は
トライしてみてください。

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