未熟な点を受け入れる勇気

GWが終わり、
疲れが出てきている就活生も多くなってきました。

就活は長丁場ですので、真面目に取り組んできた人ほど
疲れが出始める時期でもあります。

ESの通過率が悪い・・・
面接で1次がなかなか通らない・・

人それぞれ、その人なりの壁にぶつかっている場面にも遭遇します。

就活は、「頑張れば通る」とは言いきれないところがあります。

自分のESや受け答えを冷静に分析し、
できていないところを改善しながら頑張らないと
結局は、
時間の無駄になってしまうという面があります。

「企業側はこういうところを見ているから、
こういう要素を入れて直すといいよ」

とアドバイスすると、

「自分はこういうつもりで書いています」と
かたくなに自分の主張に固執し、スタンスを変えない人がいます。

納得できないのか、
自分のできていない点を認めたくないのか
ただうなづいて、紙を引き上げてしまう・・

という人もいます。

普段、批判されたり、
ダメ出しされたりする機会が少ないこともあるせいか

改善点を指摘されると
自分を否定されたかのように感じてしまい
なかなか自分の満たない部分を
素直に受け入れられない人もいるようです。

もちろん、自分のESですから、
自分が納得した形で提出するのが大前提なのですが、

自分は、そのつもりで書いているという点に強くこだわり
どう伝わっているのか?きちんと伝わっているのか?に、
目を向けられない人がたまにいますが

そうしたESは、いくつ出したところで、

相手に意図することが伝わらないため
なかなか通過しません。

募集のピークの時期に、ESの通過率が悪いと
その先に進めず、足踏み状態になってしまうため
募集案件がどんどん流れていってしまい、
非常にもったいない現状があります。

初めから100点のESが書ける人などまずいません。
ポイントがわからないまま書いているので、
漠然とした感じになってしまうのは当然です。

実際、1回目の添削は、ほとんどダメ出しばかりです。
多少の差こそあれ、大差はありません。

そこで切に思うのは、
自分の未熟さに目を向け、
受け入れ、改善する姿勢を持ってほしいということです。

そこで直して出せば、
書類の通過率は上がって、その後の選考に進め
就活自体が幾分スムーズになるのですから

素直にアドバイスを受け入れて
直してしまった方が早いですし、効率的なのです。

なかなか通らない・・と苦戦する人の中には

この自分の未熟さを受け入れ、改善できていないケースが
少なくありません。

ぜひ、謙虚な姿勢でアドバイスに耳を傾け
どこをどう直せばいいのかを理解し、
これから受ける企業に活かしてほしいと思います。

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