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コロナ禍に多い学チカ

お天気が不安定な季節になってきました。

これまで、毎年梅雨時期の会社廻りは大変そうでしたが
ここ1,2年はオンライン化が進んでいて、
天気を気にする必要がない点は助かりますね。

今日は、コロナ禍ならではの学チカのお話です。

最近、ES添削でよく目にするのが、

サークルでも、ゼミでも、学祭でも・・・
「コロナ禍で、それまでに前例のなかったオンライン対応をしたことです」という文面です。

「集まって話し合うことができないため、
zoomやlineを使って連絡を取り合いオンライン開催をした」
という展開が、本当に多いです。

前例がない中で、

手探り状態・・
コミュニケーションが取りにくかった・・
ラインで一人一人意見を聞いた・・など

同じような言葉が多く見られます。

コロナの影響で、なかなか外で活動できないこともあり、
アルバイトやサークルや海外留学など

これまでの学生に比べると
取り上げられるエピソードが極端に少なくなってしまった点は
とても気の毒に思います。

取り上げられるエピソードが限られる中で、
学チカを書かないといけないのは、本当に大変です。

活動自体ができない中で、
それでも書かないといけないため、話の展開が似通ってしまうのです。

当初は、コロナ禍で、
できることを一生懸命頑張ったんだなという
印象を持っていましたが、

あまりに口をそろえたように、
この展開が続くので、だんだん新鮮味がなくなってきました。

おそらく、採用者も同じような印象を持っているはずです。

他にエピソードがあればいいのですが、
実際は、外での活動自体が、自粛されてきたため
なかなかないと思います。

ですから、

もし、コロナ禍でのオンライン開催を取り上げる場合は

より具体的に活動内容を掘り下げ、
連絡を取り合うなどコミュニケ―ション部分での苦労ではなく

その活動そのものの中身をどう作り上げていったのか?
どの部分に注力したのか?

といった点を、取り上げることをおすすめします。

オンライン開催という同じような取り組みでも

話の切り口が他の人と重ならないように、
その活動そのものの内容を盛り込んで、
他の人との差別化を図りましょう。

その活動の結果はどんなものだったのか?
前例のないことに取り組むことで何を学んだのか?

ぜひ、もう一歩踏み込んで考えてみてください。

同じような話でも、少し切り口をかえるだけで
印象は変わってきます。
そうした新鮮さが、採用者側の目を引く可能性もあります。

ありがちな展開はできるだけ避け、
別の視点から取り上げることで、個性的なESになり、
人物像が伝わりやすくなると思います。



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