スタートアップ演習前期 提出用


前期オンラインで取り組んだチームワークについて感想と考察をレポートしてください。
気づいたこと、期待値と違っていたこと、こうすればよかったポイント、当初の自分と変わったこと、自分にとってチームとはなどのレポートをお願いします。
特に自分とチームの変化について具体でも抽象でも構いませんので記載をしてもらえるとうれしいです。

前期スタートアップ演習


議事録とSlackをみながら振り返る


オンラインでのチームワーク。
雰囲気づくりに気を配って、ひとりひとりの意見を聞けるような配慮をして、情報共有を徹底できるような仕組みをちゃんと構築していれば、オンラインでもしっかりとした議論ができると思っていた。

実際に私のチームではオンライン上のチームワークで発生しそうであろう課題には仕組みを作ることで解決していこうという共通認識ができていたように思う。具体的に行ったことは、Slackでのバリュースタンプ、議事録とホワイトボードの作成、ミーティング始まりに今日のスッキリ占いをみる という時間を作る など、ユニークなものもとりいれていた。

期待値と違っていたことは、(1)議事録の作成が私自身があまりにも下手であるということ、(2)バリュースタンプをつくりはしたけれど、あまり活用できなかったこと、(3)仕組みを踏まえた上でお互いが歩み寄るという姿勢が大事であるということを浸透させられなかったこと。



情報共有はリアルでやるときよりも自分が思っている10倍くらい気を配り伝わっているか、認識にずれはないか確認しなければならない。というのがもっともな気づきだった。

議事録の作成を私がやるとだらだらと書いてしまうことがわかったので、江草に4週目から任せた。もっと早くから任せればよかったと思うくらいに整理された議事録が上がってきたときは、自分が誰かに任せるということがまだまだできていないという事実を再確認させられた。テンプレが会を重ねるごとに組み上がり、誰でも議事録がかけるようになるくらいまで構築してくれたことはとても嬉しかったし、それもまた期待値と違ったことの一つだった。という表現になるけど、どこかでそうだよなあ、私よりもはるかに上手いよね、見誤っててごめんね、という気持ちを味わったのはとてもよかった。

バリューの浸透については、メルカリのメルカンを改めて読み漁って参考にして意識していきたい。

お互いの歩み寄りというのは私個人だけの話ではなく、相手ありきなのでいちばん悩んだところだった。チームメンバーとして言わなければならないこと、友人として伝えたいことをはっきりさせて私から向き合う姿勢を魅せること、それしかなかったけど、それができた。ごたついたけれど、最後はきちんとみんなと一人一人向き会うことができて、チームメンバーの個人的なものさしを少しだけ伸ばせるような視点を友人として与えることを意識した、その上でこのチームに所属してくれるならとても嬉しいということも伝えた。チームを離れても、『美しいものをつくって』というこのチームのリーダーとしての想いと、私個人の願いを伝えることができ、みんな受け取ってくれたことはとても言葉にできないほどの嬉しさだった。





オンライン上でのプレゼンについて。

miroを使うことができたのはすごくよかった。共同編集もとてもやりやすい。私自身の思考回路や思考体勢にもMiroの無限ホワイトボード感はあっていて、プレゼンはスライドでしなくてもいいし、スライドじゃない方がいいのかもしれないという気づきを得ることができたのはとてもよかった。

基本的には江草とMiroでのプレゼンをつくりあげた。
これからやりたい商品企画的なところはZoomで繋ぎながら整理した。
私が思いついたことをひたすら書き出し、江草がひたすら整理に走るという具合だった。

Miroでつくり始めて3日目からプレゼン当日までは2人で私の実家がある岡山で合宿をしていたので、バリューや今後の展望などのプレゼンシーンの資料は対面でセッションしながら形作ることができた。

バリューのスライドやプレゼン内容の構築には鐘撞にも入ってもらい、
『突破』と『瞬間』という外からもわかりにくく、私たちチームメンバーもなんとなくでしか掴めていなかった2つのバリューの違いをしっかりと考えた。

その時参考にしたのが『遅いインターネット』の記事だった。



7月の江草との合宿は10日間だった。

染色をたくさんした、写真をたくさん撮った、プレゼン資料を夜な夜な作った、新しいアイデアが生まれた時、突破というバリューを感じた、観光をした、私が育った庭で語り合った、美味しいご飯を一緒に食べた、季節を感じた、秩序を味わった。プレゼンの成功にハイタッチした。

友人としての時間とチームメンバーとして接する時間が入り混じっていた。

そこには曖昧な境界線があって、私はこういうチームメンバーとの関わり方が嫌いじゃない、むしろ心地よく、いいものができる気がした。

チームはチーム_友人としては友人として_その切り替えのようなものはまだまだむずかしいし、時にぐちゃぐちゃになって崩壊を招くこともあるかもしれないけれど、大事なことを学んだ。切り替えは時に必要なだけで、切り替え というと とても冷たい表現に聞こえがち。だけど、きちんと相手に向き合って、自分に向き合って、決して逃げず、相手と自分の良い交差点を模索しようとする姿勢があれば切り替えなんていうピシッとした線じゃなく、相手と自分のいい感じを模索できる二重螺旋的なものになるのではないかと思った。

切り替え ではなく 常に模索 という姿勢がとても大事だ。


チームには目的がある、目標がある、資源は有限で手段を選び続けなければならない。

でも、友人の人生にも、私の人生にも目的や目標はあってもいいし、なくてもいい、資源は平等に与えられた時間で、手段に優劣はない、

だからこそ、このクロステック在学中に、チームの目的とメンバー個人の目標が交わるところで活動できることはとても尊いんだろうなと感じることができた、私の20代_人生でもっとも創造的な時間だったと言えるような時間を過ごせるようなチームを目指していたい。リーダーとしてチームを率いる時のマインドを学びとることができた前期だった。

ものさしのながさを意識しながら手元足元のこともしっかり観る。

ダサいことはやらない 

美しいものをつくり続けるという宣言を放てた時間だった。  









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