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会社を辞めようか悩んでいたときに、支えてくれた二つの言葉。

会社を辞めるかどうか、誰に相談することもできずにいた私。
不意に飛び込んできた言葉が、そのときの自分に響いた。

永田レイナさんの言葉

一つ目は、ZIP-FMの平日朝の番組「BRUNCH STYLE」での、ミュージックナビゲーターの永田レイナさんの言葉。


前職の職場ではラジオ(NHK-FM)が流れていたので、在宅勤務のときもラジオ聞いていてもいいよな、と勝手に解釈。長時間つけっぱなしにするのにしっくりくる局がなかなか見つからず、やっぱり岐阜で中学時代からずっと聞いていたZIP-FM、とradikoプレミアムに課金してエリア外から聞いていた。

ZIP-FMは、流れる音楽の傾向にすっかり慣れていて、どの番組も安心して聞ける。
そんな中でこの番組は、メッセージテーマが面白い。特に衝撃を受けたのが「おでん打線」。好きなおでん種についてのメッセージが寄せられ、それを読みながらレイナさんが「これは4番でしょ」「これはやっぱりスタメンから外せない…」とか言いながら、1番から9番の打順を組んでいく。レイナさんが熱くて、真剣で、リスナーも盛り上がっていくのがわかる。凄い。他にも「1週間チェーン店生活」は自分もいろいろ想像してしまった。「好きな葉っぱ」「タッパーに何入れる?」とか、それで成り立つの?と思うようなテーマでも、いろいろなメッセージが来て、レイナさんも熱く返して、面白い。

そんな番組の、ある日のエンディングでレイナさんが言った。

「楽しいことだけ考えていきましょう!それだけじゃいけないときもあるかもしれないけれども!」

そうか、と、頭がクリアになった気がした。
楽しいことだけ考えればいい。楽しく生きていきたいから。楽しいことの方へ向かっていきたい。しんどいことがあったとしても、楽しいことへ向かうためのものなのだ。だから、考えるのは、楽しいことを。
いつも楽しい番組を届けてくださるレイナさんの言葉だからこそ、説得力があった。しんどい時は何度も、唱えた。

唱えるときは一文目だけだけど。二文目で、そんなの非現実的な理想、と感じた人に、現実を踏まえた上での言葉だと説明して、より共感が得られるようになっている。二文目によって、説得力と強さが備わっている。
キャッチーな一文目と、説得力を持たせて共感させる二文目。レイナさんの言葉選びも、瞬時のバランス感覚も凄い。

石田意志雄先生の言葉

もう一つは、岐阜の漫画家・石田意志雄先生の言葉。
いしお先生はエッセイも高く評価されていて、最近ではポエムやエッセイを毎日、Twitterに投稿されている。
その中で、思わずリツイートした言葉。


この先私は会社で自分らしくいることができるだろうか?
いや、できない気がする。どう考えても。
やっぱり、辞めた方がいいのかもしれない。

そんな風に心押されたのだった。

意志雄先生も数年前に、会社を辞めてフリーランスに。それを知っているから余計、説得力を持って自分に響いたのかもしれない。まあ、自分の勝手な解釈ではあるのだけれど。

そして、今。

フリーランス2か月目。いただいているお仕事は、こんなのやりたかった!ということばかり。少々のプレッシャーも、今はよい意味に捉えられる範囲内。たのしいー!ありがたいー!と思うことが多いです。
あとは、そんなお仕事をもう少し増やしたい。

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