春フェスを前に

フェス関連のnoteが続きますが、JAPAN JAMに行く身としては本当に話したいことも多いので。笑

さて、春フェスの開催が迫りました。アラバキ、ビバラ、JAPAN JAMといった大型フェスの開催も既に2週間を切っています。

ビバラとJAPAN JAMに関しては蔓延防止等重点措置の影響で、数日後でのチケットの販売停止をアナウンスしました。ただ今の時点でチケットを購入されている方は5000人を超えても入場できることが前例としてあるため、過度な不安はまだしなくていいかと思います。

そしてなぜこのタイミングでフェスをやるのか。もちろん賛否はあると思います。ただ個人的に思うのは、「かつてのライブを取り戻すための第2ステップ」だということです。

昨年ごく一部の夏フェスは開催しましたが、昨年の大半は「ライブを再開させる」ということでした。そして対策を講じた結果、クラスターを起こさず今に至ります。まず「ワクチンが無くても対策すればライブは感染源にならない」ことでひとつのステップはクリアしたかと思います。

ただフェスとなるともう少しハードルが高くなります。参加者の範囲はもう少し広くなるでしょう。そして飲食の機会も増えます。移動もあります。大小あれど、通常のライブよりもシビアにならなければならないのは事実です。(もちろん野外フェスの場合、換気を気にしなくてよいというメリットもありますが)

今回の春フェス、間違いなく赤字覚悟の開催だと思います。普段の4分の1程度しか入れられないフェスもある。もっと少ないかもしれない。ただそれでも主催者は「お金じゃない」という思いもあるはずです。「やらないと前には進めない」から。

補償を求める声も気持ちとしては分かります。ただお金で「経済の損失」は補えても「文化の損失」は補えないと考えています。短期的に見れば補償も理解できますが、長期的に見れば先に進むしかないのだと思います。

しかもコロナ2年目です。1年目の「どんなウイルスか分からない」という状況とは違います。そしてライブの実績も出来ました。フェスはそこからの上積みになるでしょう。

夏にはより多くのフェスがあります。秋にも冬にもあります。冬には大半の人がワクチンを打てているかもしれませんが、とりあえず春と夏は打てない人が多くなるはず。まだコロナのリスクは無視できない存在です。それでも共存しながら前には進むしかない。

春フェスの開催までもうすぐです。ここでの中止はものすごい損害になってしまう。何も残らなくなってしまう。フェスが2度と出来なくなる可能性があることも決して否定はできません。

あくまで迷惑をかけないことは前提で、自分も含めて「絶対にかからない、かからせない」という強い思いを持って楽しむのが長期的に見れば間違いなくプラスだと信じています。自分は夏フェスからライブに再び行き始めるつもりでしたが、「前に進みたい」思いもあり春フェスも行くことにしました。

ただ行くからには責任も伴います。ライブ外、普段の生活から注意は必要です。春フェスに行く方、フェスをモチベーションにあと2週間頑張りましょう。そして必ず春フェスを成功させて、ライブという文化を1ステップ先に進めましょう。開催を信じて引き続き対策頑張ります!



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