物語のはじまり〜2021.2.14 YOASOBI「KEEP OUT THEATER」
※ライブレポートです。21時からのアーカイブをご覧になる方はネタバレ等含むのでご注意!
※FC限定配信の方についてはこのレポートではあえて書いていません。FC会員の皆さんでこの空間は共有できればと思います。
はじめに
YOASOBI。昨年最も強烈なインパクトを残したアーティストの1組といっても異論はないでしょう。「夜に駆ける」はもちろん、その後も「ハルジオン」「群青」など出す曲は軒並みストリーミングで上位にランクイン。凄まじい勢いで人気を伸ばすアーティストです。
そんなYOASOBIが結成3年目を迎える2021年のバレンタインデー、ついに初のライブを行うことになりました。しかしそのライブは「配信ライブ」。ライブハウスでもホールでもアリーナでもなく、画面越しでのライブです。
「初ライブが配信ライブ」。そんな前代未聞ともいえるライブの中で、「スクショ自由!ぜひライブレポートを書いてください!」というアナウンス。配信ライブならではの企画、これは乗らない選択肢はない!ということで滅多にライブレポートを書かない自分も書くことにしました。
そして今回は「ライブの熱を出来るだけ早く、出来るだけその熱のまま伝えたい」という個人の思いから、当日中に書き上げ公開する、そして文の見直しは意図的にほとんどしない、という2つを意識してライブレポートを書いています。多少の誤字や乱文があるかもしれませんがご了承ください!
セットリスト
1.あの夢をなぞって
2.ハルジオン
3.たぶん
4.ハルカ
5.怪物
6.Epilogue
7.アンコール
8.夜に駆ける
9.群青
開演
開演前のアナウンスが流れ、そのまま開演かと思いきや、最初に登場したのはエレベーターに乗るメンバーたち。
グータッチ。いよいよYOASOBIの記念すべき初ライブが始まります。
1.あの夢をなぞって
1曲目、個人的には「アンコール」を予想していました。しかし記念すべき初ライブの1曲目、演奏されたのはこの曲でした!これは予想出来ない!!
プロジェクションマッピングの演出。より曲の世界観を引き立てた素晴らしい演出でした。
2.ハルジオン
自分はこの曲でYOASOBIを知りました。それだけに本当に思い入れのある曲。今回のライブではCD音源よりも優しめに、大好きな曲がさらに進化して2曲目にしてもうエモの極みです。
MC①
最初のMC。このタイミングで謎に包まれていた今日のライブ会場が「新宿ミラノ座跡地(8階)」であることが明かされます。(現在新宿ミラノ座跡地は再開発のため工事中、2022年に施設が開業予定のようです)
さすがに初ライブなだけあってまだ緊張の様子。それでも2人からは満足度100%の笑顔!
ここで視聴者からのチャットを読んでいくのですがそのペースがとにかく早い!!と思った矢先メンバーの目に映ったのは
「インターネットに接続されておりません」
期待を裏切らないこの緩さ(笑)
3.たぶん
そんな緩すぎるMCの後に披露されたのは映画主題歌にもなったこの曲。
あのMCからのスイッチの入り方が凄まじすぎます。本当に秒。
4.ハルカ
ライブは中盤へ。2人も慣れてきたのか緊張は少しずつほぐれているよう。本当に辛い時に何度も聴く曲。こんな優しくて温かい曲があるとは、と思わされましたがライブだともっと感動する。泣きそうになるばかり。
MC②
ここでハルカの原作小説「月王子」に登場するマグカップにちなみ、各メンバーがマグカップを持ち寄ります。そして画面越しにこのライブを楽しむファンと乾杯をするのです
が…
ikura氏、見事にフライングをかますド天然ぶり(笑)
その後改めて乾杯!!
5.怪物
ここでアニメ「BEASTARS」のオープニングテーマとしておなじみのこの曲。ここまでの4曲からガラッと雰囲気は変わります。
スモークもくもくもく(火事ではございません)
6.Epilogue→7.アンコール
Epilogueが流れる中、ikuraさんの「明日も明後日も、音楽が鳴り続けますように」という言葉から始まるアンコール。まだまだ、明日からもYOASOBIの音楽とともに。
MC③
ここで最後のMCへ。2019年の活動開始からの思い、感謝が2人から述べられます。かつてはYouTubeにアップされた1曲から始まったこのユニットが紅白、そしてさらなるステージへ。
ここからライブは最後のパートへ。
8.夜に駆ける
MCで述べられた「はじまりの曲」。この曲からYOASOBIという2人組の物語が始まりました。
9.群青→エンディング
最後はこの曲。きっとアルフォートを食べながら聴いた方も多いでしょう。
最後はメンバー全員で合唱。感動のまま約1時間の初ライブは終了しました!
壁にサイン。
なんとスタッフクレジットを壁や柱に書いてしまう演出。工事中の現場だからこそできる演出、贅沢すぎます。
まとめ
YOASOBIの初ライブということで、そもそもテレビでも「夜に駆ける」「アンコール」の2曲しか披露されていない中どんなライブになるのか、個人的にも構えながら最初は見ていました。
しかし心配無用、その緊張を吹き飛ばす凄まじすぎるライブでした。初ライブとはとても思えない今回のライブ、泣きそうになり、時にはノリまくりながら楽しませていただきました!
とはいえやっぱり本当は目の前でYOASOBIのライブを楽しみたいのも事実です。コロナ禍でもう少し時間はかかるかもしれませんが、2ndライブはぜひ目の前で楽しめることを願います!!
おまけ
YOASOBIの2人はソロ活動を行っています。ボーカルのikuraさんは「シンガーソングライター(本名の「幾田りら」名義で)」、コンポーザーのAyaseさんは「ボカロP」としてそれぞれ活動しています。またikuraさんはユニット「ぷらそにか」のメンバーとしても活動中です。
それぞれ2人の個性が爆発しています。YOASOBIに興味を持った方はソロでの活躍、「HIRUASOBI」にも注目です!
幾田りら「ロマンスの約束」
Ayase「幽霊東京」セルフカバー (YOASOBIでもぜひ歌ってください。笑)
ぷらそにか「君はロックを聴かない(あいみょん)」 (ikuraさんがYOASOBIに加入したのはこのカバーがきっかけです)