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11月7日 生配信 Qu-Bit Data Bender


サーキットベンド・デジタルオーディオバッファー Qu-Bit Data Bender

11月7日 記念すべきMMM※第1回目は、Qu-BitのData Benderを特集します。
※Miya's Modular Mondayの概要はこちら▶︎

⬆︎11月7日 20:30〜 こちらのリンクで生配信します。リマインダーの設定をお忘れなく!

Data Bender とサーキットベンディング

Data Benderはサーキット・ベンディングをユーロラックモジュールで再現します。サーキット・ベンディングとは、既存の電子機器内の回路を創意的にカスタムする事で、予期せぬ新しい奏法を生み出す事。

サーキット・ベンディングの父と言われるReed Ghazalaは14歳の時、トランジスタアンプが偶然、机の引き出しの中の金属製の何かにぶつかり、ショートした事により、不思議な音が発っせられた事により、この手法を思いついたそう。Ghazala先生の美しいウエブサイトに現在進行形の素晴らしい作品がたくさん上がっているので、是非のぞいて見てください。

予期せぬ事が起きた時に、そこから瞬間的に新しいものを生み出す事。私達人間は、予期せぬハプニング時に、創造的に現状を突き破る事で進化を繰り返しています。

自分の頭で考える事

この数年間の世界情勢で私達が学んだ事は、情報はそれを見せる人達 (メディア)がどのように伝えるかで、全く違う見せ方が出来るという事だと思います。困難な状況ではありますが、特定のバイアスがかかった情報が溢れる様子は、芸術的な視点で見れば、チャンスという見方もできます。年号が変わったばかりの頃、どこかで「令和は芸術の時代」という記事を読んだのですが、全ての人が、大なり小なり芸術的に生きる時代、と言う意味だったのかも知れません。

先述のReed Ghazalaは、既存の物事に新しい視点を持ち込む事で、新たな分野を開拓し、私達の暮らしをより豊かに彩る様々な音を生み出す土壌を形成しました。

ジャズの創造性とサーキットベンディングの共通点

クリエイティブな視点を持てば、どんな状況でも生産的な活動を行い、争いを癒しに昇華出来る事は、差別を乗り越え、音楽を発展させてきた歴代ジャズミュージシャン達が証明しています。

人間として生きるためにジャズから学んだ事は、ここには書き切れないですが、さらにそこから、今の時代に合う音を探した結果、このような素晴らしいモジュールに出会う事ができました。

また、追々お話して行こうと思いますが、色々なモジュールが哲学的な名前がついている事からもわかるように、ユーロラックのモジュールは"思想”そのもの。その思想をどう解釈し、アウトプットするかは、奏者次第!フルートの音で、リアルタイムにサーキットベンディングの世界にアクセスできる事、モジュラーならではの醍醐味です。

音の解像度

圧倒的な解像度で取り込まれたフルートの音の綺麗さが、モジュラーを初めてよかったと思う大きなポイントですが、その中でもData Benderは特に音の解像度が高いと感じています。Qu-Bitはこれしか持っていないので、たまたまなのか、それてもQu-Bitは全体的にそうなのか分からないですが、もしも詳しい方がいらしたら、感触を教えていただけると嬉しいです!

では、11月7日の20:30、私の部屋でお会いしましょう!
Miya's Roomのチャンネル登録はこちらです。

解説動画ではなくて、演奏にフォーカスした内容になりますが、生配信中はチャット欄をオープンにしますので、色々情報交換できたら嬉しいです。


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