変わらないために変わり続けること

おはようございます♪ミヤモトです。
また久しぶりの投稿になりました😅
少しずつ自分のペースでぼちぼち更新しようとは思ってます。

今日はジョブコーチとしての原点とこれからについて書きたいと思います。

私は現在、企業在籍型職場適応援助者という企業内支援のジョブコーチをしています。
もともと福祉を専攻していて支援に携わるようになったわけではなく現職の前は一現場の管理者でした。
管理者としてスタッフの育成や教育に対しては力を入れておりそれなりに結果も出していた方だと思います。
その中で現職に変わる転機となったのは一人の当事者スタッフとの出会いでした。
当時の私は障害者雇用の知識は皆無に等しい状況でした。面接の際に当事者であることを本人から相談を受け様々な話をしましたが、業務遂行は可能と判断し会社に対しても状況を説明して入社することとなりました。
その後の経緯について細かい部分は省略しますが結果だけお伝えすると本人からの希望で退職することになってしまいました。
本人は仕事に対してとても真摯に向き合い真剣に取り組んでくれていて会社としても戦力として期待していました。ただ私自身の育成力、支援力が足りなかったことが原因であったと感じた出来事でした。そのときの私に今と同じ程度に支援力があれば結果は違ったかもしれないと思う事もありますがそれは今だから言えることとも感じます。
このスタッフの退職と向き合った際に感じた事は、同じように『働きたい』想いを持ちながらもなかなか上手く定着できないケースは他にもあるのではないかと考えるようになりました。
会社として『育成』できる支援者の存在はこれから必要になるとも感じました。
この出来事を経験した後に社内で障害者雇用の支援者を育成する公募がありそこが私のジョブコーチとしてのスタートとなります。

ジョブコーチとして働くようになり5年余りが経過しましたがその間に様々な経験をさせてもらう機会には恵まれていたと思います。
そして今、思う事。

障害者雇用は確かにある程度の経験や知識がある事で支援力をつけることはできると思います。ただ間違えないで欲しいと思う事は『人財育成』という点では何も変わらないということです。
本人を知り、理解し、どのように成長を促すことが必要なのか。
これは私自身、現場の管理者として育成に携わって来た時と今も変わりません。ただ育成するための知識と手段、手法を増やしてきただけなのです。

企業内支援では会社の状況により障害者雇用への取り組みが変換を求められたりと影響を受けやすい事は事実だと感じています。
ただその中で『会社にとって大切な人財を育成し共に働く環境を創り出す』という私自身の障害者雇用にかける変わらない想いを具現化するためには、会社内での役割や求められることに対しての変化には対応し続ける事も大切です。そのためには様々な変化をしていかないといけない部分もあります。

『変わらない』ために『変わり続ける』。
全ては障害者雇用のみではなく会社で共に働くスタッフが笑顔で働く事ができるために。それぞれの困り事をどうすれば対応できるのかを一緒に向き合い考え続けること。
これは私が現場のジョブコーチである上でこだわっていることです。

朝からちょっと熱くなりすぎましたかね😅
少しでもジョブコーチという仕事に興味を持ってもらえると嬉しいです。そんなキッカケになればと思い今日は書いてみました。

また次の記事でお会いできると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ジョブコーチミヤモトでした☺️

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