『障害者雇用』を考える③

おはようございます♪
ミヤモトです。

決してネタ切れではありません😅
書きたいことが多いのです…

一昨日、昨日と同じ題名で書きましたが今日は少し違う視点での内容で書きます。

昨日までは企業側の視点を中心に書きましたが、今日は『働きたい人』の視点からです。

企業の障害者雇用担当者としての経験から感じていることです。
障害者雇用での応募経路ですが、様々なパターンがありますが大きく分けると
・直接、本人からの応募
・就労支援事業所からの紹介
・特別支援学校からの紹介
等々です。

どのケースでも共通することなのですが、まずしっかりと理解して欲しいことは
『就労先が決まることがゴールではない』
ということです。
あくまで就労先が決まることはスタートでしかなく、その先どのような目標があるか、が大事です。

ここを取り違えているケースがかなり多いのが実情だと感じています。
就労先を決める為に何が必要か、では働き始めてからの問題解決につながらないからです。

特に支援事業所や支援者には改めて考えて欲しいのは、『就職が決まる為の支援』ではなく『就労し本人が働き続け社会で生きていくチカラをつける支援』ということです。

就労後のサポートしてるから大丈夫、と考える方もいるでしょう。ただそれは本質的な就労支援とは思いません。
業務を行うことだけが社会生活ではないからです。
そのあたりが社会に送り出す支援者としてもう一度、本人にとって本当に必要な支援は何なのかを意識するべき点だと考えます。

『障害者雇用』を本当の意味で社会的に認知され、働く方たちが社会で活躍し続けるにはまだまだ様々な課題が多いです。
受け入れる企業にも、送り出す支援にも、もちろん働く当事者にも、全てに解決していく必要のある課題はあります。
ただ1人でも多くの方が何が必要なのか、どのように取り組むことが大事なのかを知る事も大事です。

私自身が感じていることは、まだまだお互いにお互いのことを知らない為に現状があると考えています。ならば、知ってもらう機会をどれだけ増やせるか、と考えてできるだけ多くの方とお話をさせていただいています。
1人でできることなんて少ない、とは思ってません。誰もしないより1人でもすることが必要。そして同じ想いを持っている方と共に更に進めていけると考えています。

私の想いは
・1人でも多くの働きたい人の選択肢を増やす
・少しでもミスマッチを減らしたい
『共に働く全ての人が笑顔になるために』

この想いを叶えるために今日も動き続けます。

長々と書いてしまいました…
最後まで読んでいただきありがとうございます。

1人でも多くの方に何か届いて欲しいと思い、日々、発信を続けています。
読んでいただいた方に何か少しでも届けば幸いです。

ミヤモトでした。

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